「あそびは”誰と”行くかが重要」ーーいってみたい遊びをチェックしておくと友人から誘ってもらえるサービス「vivit」

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vivit top

東京を拠点としているスタートアップ vivit は、遊びの情報が掲載され、Facebookと連携して誰と何をして遊ぶのかに特化したウェブサービス「vivit(ヴィヴィット)」の提供を開始した。同社は、昨年末インキュベーションプログラム「Incubate Camp 6th」に参加、今年の春にはベンチャーユナイテッドとインキュベイトファンドから、約3,000万円の資金調達も実施している。

vivitは、ラフティングやバギー等のアウドドアアクティビティから、話題のスポットや季節のイベントまで、行ってみたいと感じる「遊び」の情報を掲載している。Facebookと連携することで、ユーザはこれらの情報に「いってみたい」ボタンをクリックすることができる。

vivit 2

vivit上では上の画像のように自分のフレンドが「いってみたい」をクリックしている「遊び」コンテンツが可視化され、自分が「いってみたい」を押しているコンテンツに同じように「いってみたい」をクリックしているフレンドもわかるようになっている。

フレンドも「いってみたい」をクリックしている「遊び」は、「トーク」ボタンが表示される。「トーク」が表示されるとフレンドとのメッセージ画面が表示され、このページ上でメッセージのやりとりができる他、イベント詳細の確認や参加の意思確認、日程候補の調整など、イベント参加に必要な行動を行うことができる。

vivit talk

現在、掲載されている遊びコンテンツは約150個。関東近郊での遊びが中心となっており、日帰りで行けるものが掲載されている。同社が今回のリリースの前に一部サービスを公開したところ、すでに1万を越える訪問があったという。

vivit代表の水谷 寿美氏は同社が提供するサービスについて、「週末、「誰と何をする」を解決するもの」とコメントしている。

水谷氏「短い時間のレジャーだと誰と一緒にいるのかが大切です。遊びは旅行と比較して、「誰と」行くかが重要になります。自分と友人の「行ってみたい」を可視化することで遊びに行く機会を増やし、人々の趣味の時間を充実させ、趣味でつながる人が増やせたらと考えています。」

雑誌やウェブで気になるスポットやレジャーを見かけて、行ってみたいと考えながらも一緒に行ける友人を見つけたり、企画することが手間で結局行けていないということは多くの人にとって身に覚えがあることだろう。

vivitでは遊びコンテンツの発見から、それに行きたいと思っている人の発見、日程など細い調整の部分までを一気通貫して行うことができる。よく人を遊びに誘う人も、誘われる人も遊びに行きやすくなるサービスだろう。

水谷氏「将来的に利用ユーザが増えると「いってみたい」をクリックされるコンテンツが増えるため、自分の興味がある遊びと親和性の高い人を表示するアルゴリズムを開発しています。アプリやメディアなどの提供も予定しています。目標は年内に10万ユーザ。コンテンツも毎月2、300くらい増やしていきたいと思っています。」

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