新しい3Dデザインのマーケットプレイスサービス「Kwambio」が登場。
ユーザーは3Dプリンターで作成する製品をカスタマイズしてその3Dデータを購入でき、また3Dデータが作成できるクリエイターは、自分のオリジナル作品を販売することができる。
kwamb.ioのベータ版が2014年10月にリリース予定、現在ベータテスターの募集を行っている。
サイトは「デザイン」「ファッション」「ガジェット」「デコ」「アート」の5つのカテゴリーで、現在、花瓶やコートハンガー、ランプといった20種類以上のデザインから選ぶことができる。
そこからクリックするだけで、オリジナルのテキストを入れたり、形状を変えたりといったカスタマイズが簡単にできる。
カスタマイズされた3Dデータファイルはストリーミングサービスからダウンロードでき、自宅の3Dプリンターや3Dプリントサービスからプリントアウトする。
ユーザーはオリジナルのソースファイルにアクセス不可な仕様となるため、デザイナーは安心してオリジナル製品を販売することができるそうだ。
また全ての3Dデータはプリント可能かどうかKwambioチームによって慎重にチェックされるので、ユーザーは安心してデータを購入することができる。Kwambioがオープンして数ヶ月は無料で利用可能予定だが、最終的には1プリントごとに料金が発生する。
Kwambioは、誰もがクリエイターになれるクリエイティブコミュニティを目指しているそうで、ユーザーはクリエイターの作品をお気に入りに登録したり、シェアしたりでき、またお気に入りのクリエイターを「フォロー」する機能もある。
Kwamnbioは、2013年にニューヨークで創業したスタートアップで、9月4日から6日までロンドンで開催された3D Printshowに、Kwambioで初披露された。
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する