リクルートキャリア、ビジネスパーソンがスタートアップに関わる機会を増やすマッチングサービス「サンカク」をリリース

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会社員が本業のスキルを活かして社会貢献活動を行う「プロボノ」や、現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す「パラレルキャリア」といった考え方など、本業以外の活動に参加し、スキルを磨くことが広まってきている。

そんな中、会社員がスタートアップの活動に参加する機会を作り出すサービスも登場した。リクルートキャリアが開発した「サンカク」は、社外での活動の場を探していたり、経営の体験を求めるビジネスパーソンと、大手企業の知恵やアイデアを求めているスタートアップをつなぐサービスだ。

実際に手を動かしての仕事というよりは、ディスカッションやブレストなどを行うことを目的としたマッチングを行うサイトになっている。ビジネスパーソンとスタートアップとの間での取り決めについては関与しないとしている。

複数のスタートアップが掲載されており、それぞれ求めている人材の要素や、依頼したい内容、要する時間などを記載している。サイトを閲覧しているユーザは気になる企業がいれば、Facebookでアカウントを登録し、担当者にメッセージを送ることができる。

メッセージを送るとチャット画面が用意され、スタートアップの担当者と直接やりとりすることができる他、日程調整機能も用意されている。

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対象がスタートアップとなっているのは、アイデアや持っている技術は良いものであるにも関わらず、ヒト・モノ・カネなどリソースが足りないためだ。スタートアップが社外の知恵や経験を活用することでグローススピードを早めることができれば、と考えているという。

「サンカク」の利用料は、スタートアップ、ユーザともに無料となっている。今後の有料化も未定となっており、まずはサービスを磨いていくことに、数ヶ月から半年ほど注力する方針だそうだ。有料化の有無については、その後にどうするかを検討する予定。

開発担当であるリクルートキャリアの秋山貫太氏は、「すでに掲載を始めているスタートアップと、ユーザが集まるオフラインイベントの開催などもユーザヒアリングも兼ねて実施していきたい」とコメントしている。

秋山氏「クライアントはローンチ時に10社前後。サービスの価値を磨くことにフォーカスしますが、掲載スタートアップ数は徐々に増やしていく予定です。既にスタートアップ企業からお声掛けをいただいているため、そのようなご依頼は積極的に受けていきたいと思いますし、できる限り多くの困っているスタートアップをサポートしたいと考えています。」

とサービスへの考えについて語ってくれた。スタートアップが盛り上がるにつれて、次第にスタートアップやベンチャー以外から人材が流入する例も見られるようになってきた。

今後、さらに人材が流入し、盛り上がっていくためにはこうしたスタートアップの雰囲気を肌で感じる機会の増加が重要だと筆者は考える。スタートアップへの参加をキャリアの1つとして考えることがビジネスパーソンの間で広まってくれればと思う。

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