Tencent(騰訊)が中国最大手の石油企業と新契約、 ガソリン代をWeChat(微信)で支払できる日も近い?

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MarketWatchによると、中国最大手のインターネット企業Tencent(騰訊)は、Sinopec(中国石化)マーケティング部門との提携契約を締結した。これによりTencentは、大手石油小売販売 Sinopecが中国全土で展開する事業との連携が可能となった。

今回の契約に関わっている投資家はWeChat(微信)のメーカーであるTencentだけではない。取引額は25の新規投資家から1071億元(174億4000万米ドル)にのぼり、保険大手のPICC(中国人民保険)、資産運用会社のMunson(麦盛)も含まれる。各企業は最大2.8%の株式を所有できる。

国営企業Sinopecは収益ベースで世界第5位とされているが、現在は一部民営化を計画している。中国で3万店を超えるガソリンスタンドと2万3000店以上のコンビニエンスストアを運営している。

TencentとSinopecの両企業は、モバイル決済、ビックデータ、およびナビゲーションで連携していく。他にも可能性として、ロイヤリティプログラム、クロスマーケティング、オンライン・ツー・オフライン小売などがある。このパートナーシップは非石油事業に限定される。

SinopecはReutersに対し、TencentのWeChatとQQメッセージングアプリを活用する計画があると述べた。Tencentは最近WeChatに決済機能を追加し、オフラインでの購入に対しユーザのクレジットカードがアプリ内のバーコードを介して請求されるようにした。WeChatでガソリン1缶を購入することが現実になる日も近いのかもしれない。

Sinopecは今年初め、顧客により多くのサービスを提供する目的で、配送サービスのSF Express(順豊速運)やeコマース企業のYihaodian(一号店)など中国の民間企業との契約も結んでいる。

(参照: MarketWatch; トップ画像 Flickr user Minale Tattersfield)

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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