Weibo(微博)が、もう一つのSina(新浪)になりつつある?

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先日、Weibo(微博) ページの下の部分で、ニュースを特集しているポップアップバーを見かけて驚いた。これは、中国のオンラインニュースサイトが最近実施していることである。Tencent(騰訊)はポップアップウィンドウを使ってニュースその他の通知を同社のフラッグシップアプリQQ IMユーザに配信している。かつてのQQのようなユーザベースのない Sina(新浪)が、記事ページの下のところでポップアップバーにより緊急ニュースを流していくということだろうか? ということは、Weibo はただ昔ながらの方法を選択したということだ。

2ヶ月前にWeiboは、個人仕様のニュースアプリ Toutiao(头条)に対する1億米ドルの投資ラウンドに参加した。Sina の中間クラス役員との最近のチャットによると、Sina はトラフィックの成長が緩慢で、トラフィックを生み出すためにToutiaoを必要としていたという。そうでなければ収益を上げるためにしていた広告レート引き上げができないという。

Sinaの主な収益源はニュースポータル上でのディスプレイ広告と2G携帯サービスで、後者はここ数年間で減少を続けている。 同社は広告収入を増やすためトラフィックの成長を当てにしている。ポータルの広告収入の増加は2014年第2四半期に前年同期比5.9%にとどまり、非広告収入は11%減少した。

Sina の経営陣によると、Toutiao はシェアされた記事投稿数の点で言うと Weibo 上にあるアプリでは最大だ。Weibo で最大のニュースアプリとなったこのアプリを構築して Weibo を活用したのは驚くべきことにSinaではない。Weibo は全ての広告配置を管理し、検索順位などのコンテンツを操作できるため、読者がSinaから離れないようにするには最適なメディアだとされている。

Toutiao が2年前の同じ月にローンチされたとき、Weibo はその前の四半期までにすでに3億6800万の登録ユーザと3650万のデイリーアクティブユーザを獲得していた。Toutiao の資金調達ラウンドによると、このアプリの市場価値は5億米ドルで、Weibo 時価総額の8分の1、Weibo のかつての親会社である Sina の7分の1であった(執筆時点)。

つまり、Weibo はニュースだけではない。ユーザ向けサービスや収益化につながる様々なサービスがこの数年で追加された。しかし収益構造はまだ Sina と似ている。2014第2四半期時点では、収益の77%は広告から、残りは付加価値サービスからであった。

しかしながら、Tencent の QQ や YY など、中国で成功を収めたソーシャルサービスの主要な収益源はゲームやバーチャル販売である。モバイルについても同様だ。チャットアプリの WeChat と Momo(陌陌)もこの2つから主に収益を確保している。 WeChat はアプリを離れることなくユーザが購入ができるよう、eコマースとオンライン・ツー・オフラインのサービスも追加している。Weibo もこうしたサービスを提供しているが、これまでのところディスプレイ広告事業が大半を占めている。

WeChat について言うと、今ではもはやWeiboに定期的にアクセスすることのなくなった多くの知人が、WeChat のシェアリングサービスを1日数回にわたりチェックしている。私のような多くの人にとって、 Weibo は特定のニュースを検索する場になってしまったのだ。

Weibo は四半期収益で前年同期比105%の増加を記録したが、 まだ1540万ドルもの最終赤字である。一方Twitterは 上場した2013年以降、(国際会計基準ではない)非GAAPベースでは営業黒字を計上している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】