オンデマンド時代の「探偵API」Checkrが900万ドル調達ほかーーB2Bニュースまとめてインプット

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編集部注:「B2Bニュースまとめてインプット」は海外エンタープライズ系テクノロジーの話題をまとめた連載。本誌でも執筆中の「インプットをアウトプットするブログ」ブロガーで、B2Bスタートアップ・インキュベーション「archetype」所属の鈴木大貴氏がセレクトしたニュースをお送りします。

自然言語処理APIのWitがAndreessen Horowitzなどから300万ドル調達

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Y Combinator2014年冬期バッジ出身で自然言語処理APIを開発するWitがAndreessen Horowitzなどから300万ドル調達しました。

ウェアラブルやホームオートメーションにおけるインターフェースは画面のタッチに加え音声も主流となりそうですが、開発者はWitのAPIを利用することで言語処理部分を開発する必要がなくなるため、コストを抑えスピーディにデバイスやサービスの開発が可能となります。Witは既に45,000人以上の開発者が登録しており、利用されているアプリケーションは100を超えているのだとか。

参照記事: Natural Language Platform Wit.ai Raises $3M Seed Round Led By Andreessen Horowitz via TechCrunch

サイト製作からソーシャル管理、EC、分析までオールインワンで行う中小企業向けプラットフォームCamilyoがローンチ

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イスラエル発の中小企業向けマーケティングプラットフォームCamilyoがローンチしました。ユーザーはCamliyo上でドラッグ&ドロップでのサイト製作から始まり、Facebookファンページの投稿管理やソーシャル広告管理、EC機能の追加やデータ分析ができるダッシュボードまで揃っているため、このプラットフォーム上でオンラインのマーケティングをある程度完結することが可能となります。

たくさんの機能がオールインワンのまさに十徳ナイフのようなサービスですが、中小企業をターゲットにしているため、段階的に導入ができる価格モデルを採用しているとのこと。

参照記事:Israeli startup launches all-in-one site and marketing platform for SMB-serving agencies via VentureBeat

LinkedInが研究者を対象とした経済的機会創出のためのコンテストを開催中

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Image by Linked In

日本ではユーザー獲得に苦戦中のLinkedInですが、主にアメリカの研究者を対象とした「Economic Graph Challenge」という興味深いコンテストを開催しています。LinkedInが持つユーザーの企業、位置、教育履歴、人との繋がりといった「エコノミックグラフ」を活用し、新たな経済的機会を創出できる研究案を募集しています。

残念ながら参加資格を持つのはアメリカ在住の18歳以上となっておりますが、受賞者は2.5万ドルの賞金やLinkedInからデータ提供を受けた研究機会の獲得等といったインセンティブを受けることが可能です。コンテストは10月14日から開始しており、12月15日まで募集を受け付けています。

参照記事:Big Thinkers. Big Data. Big Opportunity: Announcing The LinkedIn Economic Graph Challenge via Linked In

オンデマンド時代の「探偵API」Checkrが900万ドル調達

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バックグラウンドチェックAPIを提供するCheckrがAccel PartnersやGoogle Venturesなどから900万ドル調達しました。CheckrはAPI経由で、個人の信用情報(テロリストではないか、性犯罪歴はないか、社会保障番号の信用性など)を犯罪データベースやその他データソースから調査し結果を返してくれるサービスを提供しています。

UberやInstacartなどオンデマンドサービスが盛り上がっていますが、ドライバーや配達者の身分の確からしさはサービスの提供者が増えていくにつれさらに重要になってくるものと考えられます。7月時点でCheckrへのAPIへリクエストは月間2,000件程度だったようですが、現在は月間10,000件ペースまで増加しており、順調に成長しているようです。

参照記事:Checkr Snags $9 Million From Accel To Provide An API For Background Checks via TechCrunch

ユーザー投稿コンテンツでマーケティングプラットフォームを構築するThismomentが1,760万ドル調達

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マーケティングプラットフォームのThismomentがシリーズDで1,760万ドル調達しました。ThismomentのプラットフォームはTwitter、Instagram、Youtube等ソーシャル上から特定のハッシュタグが付いている写真や動画を収集、ユーザーの投稿を自社のサイトやキャンペーン用サイトに埋め込むリアルタイムなマーケティングキャンペーンを展開することが可能です。

コカ・コーラ、リーバイスを含む大手ブランド150社以上がThismomentのサービスを活用しているとのこと。CrunchBaseによるとThismomentは2008年創業で今回の調達を合わせて累計5,200万ドルを調達しています。

参照記事:Thismoment Raises $17.6M To Help Big Brands Tap Into User-Generated Content via TechCrunch