筋電義手「handiii(ハンディ)」を実用化させるためのクラウドファンディングプロジェクトがスタート

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クラウドファンディングサイト「kibidango」で、筋電義手「handiii(ハンディ)」のプロジェクトが掲載された

筋電義手「handiii」は、「ロボティクスとデザインで日常を楽しく」をビジョンに掲げるものづくりユニット「exiii(イクシー)」によって開発されているプロダクトだ。

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コンセプトは「気軽な選択肢」となっており、義手を単なる福祉機器として捉えるのではなく、腕時計やシューズのように、ユーザーが気軽に個性を表現できるアイテムに変えようとしている。

これまでに「James Dyson Award 2013 国際2位」、「Gugenコンテスト2013 優勝」などを受賞した実績を持つ。現在、ユーザーや医療機関と連携しながら実用化に取り組んでおり、今回のクラウドファンディングプロジェクトもその一環だ。

exiiiはこれまでに4世代のプロトタイプを作成している。だが、デモンストレーションと実用化には大きな壁がある。彼らはまず一本でもhandiiiを実用化しようと考えており、クラウドファンディングを開始した。

彼らはkibidangoのプロジェクトページ上で、handiiiをどのように使いたいか、今回のプロジェクトでどんなリターンがあったらいいかといったことへの意見を求めている。

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