23億ドル評価、ディー・エヌ・エー傘下となったiemoが参考にした米Houzzが1億6500万ドル調達

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2014.10.3


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<ピックアップ> Home Decor Site Houzz Raises $165 Million for E-Commerce Push

今週大きな話題を提供してくれた住まいの特化型まとめ「iemo」ですが、こちらが参考にしたサービスの米HouzzがシリーズDとなるラウンドを完了させた模様です。調達額は1億6500万ドル、Sequoia Capitalがリードで、関係者談ということで評価額は23億ドル(100円換算で2300億円)になるとWall Street Journalが伝えております。

Houzzは今後、この資金を元にコマース事業「Houzz Marketplace」を強化していくとのことで、数千件の事業者がリフォーム用品を販売する予定。同社は創業した2009年以降、広告販売やリフォーム業者への課金ビジネスと展開して、今回のコマース事業で三つ目の収入の柱を得ることになります。記事ではHouzzのユーザー数(これは恐らくアカウント数)は2500万人、従業員数は300人になっていました。

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さて、iemoがディー・エヌ・エー傘下となった際、MERY運営のペロリ社と合計して50億円という価格を「高い」と思った方も多いようですが、これはこの事業が結果を出すことになる数年後に分かることで、私の周辺でもいわゆる村田マリさんという実績ある起業家の人材と、市場ポテンシャルの大きい成長株サービスの両方を獲得すると考えれば妥当な判断だという声はあります。

さらにベンチとしているであろうHouzzが順調に成長していることも注目すべきポイントです。市場規模はワールドワイドのHouzzと違えど、コマースの中でも住宅関連は特に単価が高く、同社が進めている広告事業、リフォーム業者とユーザーのマッチング(iemoも先日の取材で「PRO版」を出すといってましたが恐らくこれのことでしょう)事業とコマース事業の3つがしっかり立てば、インパクトは非常に高くなることが考えられます。

道のりが見えているだけに今、重要なのはやはりメディアをさらに拡大させることでしょうね。9カ月で獲得した月間150万ユニークユーザーをどこまで伸ばせるのか、ここに注目したいと思っています。

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