
スマートフォンと連携して、オン・オフや調光ができる電球やライトなどのスマート照明が海外を中心に登場しているが、壁や家具などに貼りつけることのできる物理スイッチが開発された。
米Avi-on Labs社が手がける「Avi-on」というデバイスだ。
「Avi-On」は、薄いプレート型のデバイスで、中央に物理スイッチを搭載している。Bluetooth Smartをサポートしており、スマート照明と連携させると、本体中央のスイッチ部を押して照明のオン・オフができるようになる。
また、スイッチ部のくぼみをなぞることで照明の明るさの調整も可能だという。スマートフォンがなくても、物理スイッチでスマート照明が操作できることが特徴だ。
初期設定については専用アプリ(iOS/Android)から行い、連携後は物理スイッチでの操作だけでなく、アプリからもグルーピングした複数の照明の操作や、タイマーセットして特定の時間に照明を制御するなどの機能も搭載されている。
サポート範囲は、100フィート(約30メートル)内で、バッテリーの持続時間は3年、自分で交換することもできる。
同製品は、自社サイトでクラウドファウンディング形式での資金調達を呼びかけており、目標としていた40,000ドルの調達に成功した模様だ。製品化された際の予価は69ドルだが、出資者は59ドル以上の出資でAvi-Onのキットを手にすることができる。発送は2015年の春ごろを予定しており、国外への発送は別途送料が25ドルかかる。
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