
いかに家庭向けとはいえ、3Dプリンタってお高いんでしょう?というイメージは、無いと言えば嘘になるだろう。
しかし、このたびプリンタスが発売した製品であれば、少しおこづかいを溜めることで購入も検討できそうだ。新たに発表された熱溶解積層方式の家庭用3Dプリンタ「CUBIS」は、定価が59,800円(税込み)という破格の製品。いまだ10万円前後が主流であるこのクラスにおいては、ひときわ安価な設定となっている。
安いとはいっても、積層ピッチは0.15mmと標準的。造形エリアも165 × 160 × 125mmとこちらも標準的。普通の機能を備えながら6万円を切るこの価格は、確かにひとつの特徴だろう。その値段の秘密はフリーのソフトウェアを利用した点などにあるようで、企業努力がゆえの値段とも言えそうだ。
もちろん日本語の説明書やメンテナンスツールも付属しており、安心して使える仕様となっている。
本製品は既に同社のオンラインショップにて発売中。ここから家庭用3Dプリンタの価格破壊がはじまっていくのだろうか。
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