
ウェアラブルバンドの世界シェア50%超をほこる米Fitbit社は、2014年10月27日にリストバンド型活動量計の新3種類「Fitbit Charge」「Fitbit Charge HR」「Fitbit Surge」を発表した。
価格はそれぞれ、129.95ドル、149.95ドル、249.95ドル。「Charge HR」と「Surge」が2015年初頭以降の発売予定で、「Charge」は発表と同時にすでに米国での販売を開始している。
Fitbit Charge
Fitbit Chargeは「装着すると皮膚がかぶれる」というリコールで販売停止になった「Fitbit Force」の後継モデルのリストバンド型端末だ。
歩数や距離、階段を何回使ったかなどの計測が可能で、スマートフォンがなくても搭載した有機LEディスプレイでその場でデータを確認できる。
もちろんスマートフォンと連携させて、運動データ以外にも睡眠の質などをアプリでグラフ表示したりと詳細なデータの確認も可能だ。また、着信通知、自動スリープ、振動によるアラーム機能等も搭載している。
バッテリー持続時間は1回の充電で約7日間で、5気圧までの防水機能も備える。カラーは、ブラック、ブルー、ワインレッド、スレート(グレイ)の4色が用意される。
Fitbit Charge HR
Fitbit Charge HRは、Fitbit Chargeと同様の基本機能に加えて、PurePulseという光学心拍センサーを搭載したリストバンド型端末だ。血液の量の変化を測定し、正確な心拍数を計測できるという。
1回の充電でのバッテリー持続時間は5日、カラーはブラックおよびブルー、オレンジ、プラムの4色が用意される。
Fitbit Surge
Fitbit Surgeは、同社として初の液晶タッチディスプレイを搭載したリストバンド型端末で、GPS、加速度センサー、ジャイロスロスコープ等の複数のセンサーや、Charge HRと同様に心拍センサーも内蔵したハイエンドモデルだ。
液晶のディスプレイで計測データを確認出来るだけでなく、連携したスマートフォンの音楽再生などの操作をすることもできる。
1回の充電でのバッテリーは持続時間は7日間で、カラーはブラックおよびブルー、オレンジの3色が用意されるという。
3機種ともに日本でも2015年の早期に発売されるとのことだが、具体的な発売日や販売価格は現時点では未定の模様だ。
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