
脳波で動く「necomimi(ネコミミ)」や「shippo(シッポ)」を開発してきた「ニューロウェア」プロジェクトから、モノの気持ちが分かるデバイス「mononome(モノノメ)」が新たに登場した。
IoTに エンターテインメント性(Entertainment)や感情(Emotion)の要素を加えた世界初の「EYEoT (Eye of things)」システムだ。
mononomeは、家具や家電に貼り付けてモノの動きをセンシングして目の表情でフィードバックする「TRACKER」、TRACKERの情報を集めてスマートフォンに送信するコンセントタップ「HOME」、センシングされた動きを可視化・記録する「APP」の3つで構成される。
目の形をしたデバイスを家具や家電に貼りつけ、搭載されている振動センサーによってモノの動きを検知、モノを動かすと目の表情がキョロキョロと変わる。また動いた日時を記録してスマートフォンのアプリに送信することでモノが使用された時間・頻度のデータの収集を可能にする。
プロトタイプのデモでは、放っておくと椅子が寂しそうな表情になったり、お菓子を取り過ぎるとお菓子入れに叱られるといった利用例が紹介されている。モノに感情を与えることで、モノと人の関係をより豊かにし、さらに習慣の気づきによる生活の質の向上を目指すという。
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