小売業界でつかんでおくべき3つのトレンド

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Image by Kevin Cole

<ピックアップ記事>Trends That Will Revolutionize The Retail Industry

テクノロジーが進歩すれば、サービスの提供の仕方も変わってくるし、顧客の行動パターンも変わってきます。小売業は最もサービス提供のやり方が変化し、顧客行動が深く影響する業界かもしれません。

記事内では、特にアメリカにおける小売業の3つのトレンドを紹介しています。1つ目は、ミレニアム世代と呼ばれる人達は、モバイルやウェブを使った一人で完結するショッピングより、友達と一緒にショッピングするという体験の方を好むというトレンドです。アメリカ国内では2000年代に成人を迎えるミレニアム世代と呼びます。記事は、とりわけミレニアム世代は一人より集団での買い物を楽しむことから上記のようなトレンドが存在すると述べています。

2つ目は、他業種と組んで購買体験を向上させようとするトレンドです。記事では、購買体験の満足度を向上させるために、例えばデパート等に代表される小売店がカフェ、バーなどと提携し、様々な面から顧客が喜ぶ場を作るという流れが現れるであろうと書かれています。このような「リテール(小売)」と「エンターテイメント(娯楽)」を組み合わせた「リテールテイメント」という考え方が重要になってくるとのことです。

3つ目は、3Dプリンターを使った小売販売方法が登場するというトレンドです。これから10年後には、3Dプリンターが各家庭が必ず買う重要製品になり、ダウンロードボタンを押すだけで、直接商品が買えるという未来が小売業界にやって来ると説明されています。また、次世代はダウンロードボタンを押すだけで商品が届くというショッピング方法に慣れ親しむだろうと紹介されていました。

記事では最後に、多くの小売業がオペレーション、流通、配達など、プロダクト・マーケティングベースの考えを持っているが、これからは顧客を中心とした考えを基に、どのようにしたら素晴らしい購入体験を届けられるのかを考える必要があると締めくくられています。

冒頭に述べたように、テクノロジーが変わってくれば、顧客の生活のパターンも変わってくるでしょう。世代や民族によっても行動パターンは変わってきます。実際、アメリカでは世代別のデータ以外に、民族別のデータもとって、顧客の行動データを分析します。

今後、テクノロジーの変化を追いかけつつ、世代別、民族別にどのような行動パターンの特徴があるのか見極めることが重要になってくると思われます。また、もし日本から北米市場や海外市場に打って出る企業がいるのなら、日本でやっていた顧客データ収集のやり方では足りず、民族ごとの行動データも必要となるので注意が必要です。

via TechCrunch