エルピクセルとズカンドットコム、研究者向け論文紹介スライドまとめサービス「ゼミログ」をリリース

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エルピクセルは、ズカンドットコムとの共同開発で研究者向けの論文紹介スライドを共有するプラットフォーム「ゼミログ」をリリースした。

エルピクセルは、東京大学の研究者たちが集まって2014年3月に立ち上げたベンチャーだ。以前には、研究室で研究した画像処理技術を応用し、不自然な画像処理を検出するソフトウェアの開発に取り組み、クラウドファンディングでプロジェクトを掲載したこともある。パートナーであるズカンドットコムは、2012年度にIPAの「未踏」に採択されたプロジェクトをもとに設立し、2013年9月にはKDDI∞Laboの第5期に採択されたベンチャーでもある。

ゼミログでは、論文紹介スライドを共有したり、ユーザ同士がコメント投稿したりすることができる。論文は分野ごとに分類されており、キーワード検索や研究者個人での検索などが可能だ。

研究者たちは、自身の研究領域の最新の情報を知ることができ、また、大学や研究室にとっても情報発信のプラットフォームにもなる。高校生によっても研究内容を知るひとつのきっかけとしても利用することができる。まずはライフサイエンスの分野から展開するが、今後は他の領域に横展開していくという。

近年、大学の研究開発をもとに起業する人たちや、企業と大学の研究室が連携して技術開発を行う事例が増えてきた。大学発のベンチャーキャピタリストたちも、研究室がもっている最先端の技術を社会に活かすために立ち上げられたものでもある。

最先端の研究領域を知り、ソフトウェアやハードウエアへの技術転用をいかし、産学連携がさらに加速することによって、新しいスタートアップが生まれる環境になってくるかもしれない。

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