10代は電子書籍よりも紙媒体? 書籍を巡るアナログとデジタルの多様化の行方

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Image by Terry Madeley on Flickr
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米国のニールセンが、米国内の書籍購入者に関する調査を行いました。調査の結果、30歳から44歳までの年齢層で25%、18歳から29歳までの年齢層は23%という調査結果になり、13歳から17歳は20%という調査結果となりました。

年齢が若い層ほど、電子書籍というものに対する抵抗感は少なく、電子書籍を身近に感じている傾向があるとあります。しかし、紙の本を好む理由として、親や周囲の紙媒体が好きだという理由もあるとのこと。他にも、面白い調査結果として、そもそもとしてオンラインで購入できるクレジットカードがないというのも挙げられています。

一つ注目の結果として、10代は書籍を購入するよりも共有の考え方が浸透しており、電子媒体よりも紙媒体や冊子のほうが共有しやすい、ということから紙媒体を好む、ということが挙げられていました。

若い世代の特徴として、デジタル化とシェアの文化という側面において、書籍に関してはその考えによってデジタルを好みつつも物理的な書籍を好むという新たな側面を浮き彫りにしているかもしれません。そうした意味で、書籍のあり方は、紙がなくなる、という傾向ではなく、個人利用やすぐに読みたい、といった簡便さとしての電子と、他者との共有や自身の身の回りに所持しておきたい、と思うものを峻別するといった、書籍利用の多様化が進んでいくのかもしれません。