図書館でカーシェアができちゃう。ブルックリン公共図書館がZipcarと提携しシェア文化を促進する

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Image by Andrew Currie on Flickr
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<ピックアップ>Zipcar at Brooklyn Public Library | Brooklyn Public Library

シェアエコノミーに新しい動きです。米国のブルックリン公共図書館が、カーシェアサービスのZipcarと提携し、同図書館の3つの分館がカーシェアのステーションにする、と発表されました。全部で6台のクルマを配置するとのこと。

さらに、同図書館の利用者がZipcarに登録すると、年間の利用料から20ドルが値引きされ、さらに25ドル分の無料利用特典もついてくるとあります。図書館としては移動などの面倒さを解消してくれることで利用が促進され、Zipcar側も新しいユーザの獲得としても期待されます。

図書館という公的な場所がこうしたベンチャーと提携すること、さらにシェアな文化がもともとある図書館にシェアエコノミーなサービスがタッグを組むということなど、さまざまな意味を読み取ることもできそうです。日本では、公的な機関がベンチャーと提携するという事例は少ないですが、こうした取り組みは可能性はあるかもしれません。

 

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