Tencent(騰訊)とNew Oriental Education & Technology Group(新東方教育科技集団)という生徒の英語試験対策に特化した中国の大手私立スクールは、今年初めにジョイントベンチャー(JV)を設立した。このJVが最近、初のモバイルアプリUdaをローンチした。
お察しの通り、Uda(優答)は中高生や大学生の英語試験対策にフォーカスしている。同アプリは独自の問題データベースとアルゴリズムによって、生徒一人ひとりに合った問題を出題する。その他、ユーザの成績に関する分析レポートも作成してくれる。
これまでにも似たようなアプリは市場に出回っているが、Udaが活用したのはNew Orientalのリソースとその利点である。Udaでやり取りされる回答や説明はNew Orientalの教師からのもので、アプリ上でも生徒から出される質問に回答してくれる教師もいる。無料で利用できるNew Orientalのチュートリアルビデオもある。
現在、同アプリはTencentのMyAppストアでAndroid版のみ利用可能だ。ほとんどの中国人インターネットユーザはTencentのプラットフォームを利用しているので、このサービスがユーザの獲得を実現するのは容易だと見られている。
【via Technode】 @technodechina
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