「つくる人を増やす」の経営理念を体現したフィルターごと自分で開発できる面白法人カヤックのカメラアプリ「Filters」

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Filters-website

少し前にTwitterが発表した月間ユーザー数2億8,400万人を追い越す形で、写真共有アプリのInstagramが月間ユーザー数3億人突破を発表しました。

だいぶ長くInstagramを使っていて思うのは、何度使っても、結局使うフィルターは2つくらいに絞られるなということ。例えば私がよく使うのは、「RISE」と「VALENCIA」。もし、フィルターごと自分で作れてしまったらどうだろう?それを可能にしてくれるのが、面白法人カヤックが新たにリリースしたカメラフィルタープラットフォームiOSアプリ「Filters」です。

Filtersの特徴は、ユーザー自身がフィルターを開発して、投稿できること。スマートフォン上で、リアルタイムにフィルターを試しながら、Filters専用PCサイトでコードを書いて開発することができます。開発言語は、GLSLを採用。また、他のエンジニアがつくったフィルターをベースにして開発することもできて、フィルターを使っている時にピンチイン・ピンチアウト・スワイプで効果が変わるものもつくれるそう。

Filters-create

業務外リソースで、自分の好きなアプリやデバイス(つくってみたラボ)を開発する社員も多いというカヤック。今回のアプリもまた、とある開発者が個人プロジェクトとして始めたものでした。フィルターごと自分たちでコーディングできたり、スワイプで効果が変えられるようなフィルターが作れたりというコンセプトが社内で好評になり、カヤックのアプリとして世に出すことが決まったそう。

「つくる人を増やす」というカヤックの経営理念を体現したサービスだという今回のアプリFilters。つくることを少しでも多くの人に体験してもらうため、英語版と日本語版を同時リリースしています。モザイク、ミラー、ビンテージ、マンガ風といった他にカメラアプリにはない個性的なフィルターが日々集まるFiltersが国内外でどう受け入れられるのか、反響が楽しみです。

 

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