中国の検索大手Baidu(百度)がスマートウォッチ用の新しい検索アプリをローンチ

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中国の検索大手Baidu(百度)がAndroid Wearベースのスマートウォッチ専用の音声入力検索アプリを密かにローンチした。Baidu Watch(百度手表)アプリは音声入力が可能で、スマートウォッチの画面上に音声に該当するテキストが表示される。ユーザはそのウォッチ画面をタップして、スマートフォン上で通常のウェブページを開くことができる。

この新しいアプリの利用者はそれほど多くないだろう。というのも、中国ではGoogleのサービスに対する広範囲な検閲がなされているからだ。そのため、Android WearのようなGoogleに特化したシステムを使うのは一筋縄ではいかない。

「Androidベースのスマートウォッチは、中国ではスムーズに動作しません。なので、人々はスマートウォッチを買うのをためらっているのかもしれません」とBaiduの国際コミュニケーションディレクターであるKaiser Kuo(郭怡広)氏は語る。だからこそBaiduは、中国のスマートウォッチファンのために、このアプリを作ることを決めたのだとTech in Asiaに対して彼は語った。また、Baidu Watchアプリは今後のアップデートで、ウォッチ画面に最適化された検索結果ウィジェットをより多く搭載する見込みで、ユーザがスマートフォンで詳細情報をチェックしなければならない場面は少なくなる。さらに、Baiduのチームはシンプルなリマインダーの開発にも取り組んでおり、ユーザ自身へのリマインダーになるのはもちろん、友人に送信することもできる「例えば、もっと水分を摂るようにと教えてくれる」ようなものになるという。

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このアプリは Moto 360やSamsung Gear 2など、人気のある6種類のAndroid Wearベーススマートウォッチをサポートする。しかし、昨年記事にまとめたGEAK Watchのように、Androidのフルバージョンから独自のROMを作り出すような中国系ブランドのスマートウォッチでは動作しない。現時点では中国でブロックされているGoogle Playでのみ提供されるため、プロキシサーバをうまくくぐり抜ける方法を知っている真のAndroidオタク向けのものと言ってよい。近いうちに現地のサードパーティーAndroidアプリストアにも登場予定だとKuo氏は述べた。

これはスマートウォッチに関するBaiduの初めての試みでありながら、初めての音声入力検索アプリではない。2012年12月にBaiduは、AppleのSiriやGoogle Nowのようなモバイル音声入力アシスタント(百度語音助手)をローンチした

Android Wear用のBaidu WatchはGoogle Playにて無料で入手可能だ。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】