500 Startups のマネージング・パートナー Khailee Ng は15歳のとき、手書きの HTML とノートパッドでウェブサイトの構築方法を学んだ。当時、彼はウェブサイトを持たない企業に向けた新聞広告を目にして、自らもそのような企業に向けたウェブサイトを構築するようになった。やがて彼はビジネスを学び、学校卒業後は経営コンサル会社を経て、あるスタートアップに就職することを決めた。 Kha…
左から:500 Startup マネージング・パートナー Khailee Ng 氏と、ドリームインキュベータのビジネス・プロデューサ Hendry Pratama 氏
500 Startups のマネージング・パートナー Khailee Ng は15歳のとき、手書きの HTML とノートパッドでウェブサイトの構築方法を学んだ。当時、彼はウェブサイトを持たない企業に向けた新聞広告を目にして、自らもそのような企業に向けたウェブサイトを構築するようになった。やがて彼はビジネスを学び、学校卒業後は経営コンサル会社を経て、あるスタートアップに就職することを決めた。
Khailee Ng は当初、Web2.0 の時代に MindValley.com という企業で仕事をしていた。MindValley は急成長し、Khailee Ng が MindValley を離れる頃には、年間1,000万ドルを売り上げるまでになっていた。その後、Khailee はアジアのインターネットの流星に焦点を当て、ニュース会社 SAYS.com とグループ購入企業 Groupmore を設立した。SAYS.com は REV Asia を上場させる過程で Catcha Group に買収され、Groupsmore は Groupon に買収された。
Khailee Ng は当初、500 Startups のインキュベーション・プログラム第5期で、500 Startups の最初の EIR(常駐起業家、Entrepreneurs in Residence)として招かれた。当時、500 Startups に居た起業家は、65%を海外勢(アメリカ国外)が占めており、国際的なメンターが求められていた。この機会を通じて、Khailee Ng は、起業家の事業成長をサポートしたいという、自らのパッションを自覚するようになった。その後、Khailee Ng は東南アジアに特化した 500 Startups のファンド (500 Durians) を組成した。現在では、彼は 500 Startups にマネージング・パートナーとしてかかわり、アジア以外の国々や地域に対してもファンド組成を支援したいと考えている。
少し前、ビジネス書作家の Tom Peters が著書「Re-Imagine!」でプロフェッショナル・サービス企業の考え方について語っていたが、ドリュームインキュベータのビジョンはそれに似ていると思う。ドリームインキュベータは、新しいビジネス機会の出現にあわせ進化している。新しい事業機会が生まれれば、それがオープンにされる。それがドリームインキュベータがやり方だ。この方法には非常に感銘を受けている。
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