料理をする人であれば、誰しもが一度は「生焼けだった」「焦げてしまった」という失敗を経験したことがあるだろう。
そうした失敗を防ぐために生まれたのが、スマートフォンと通信するスマートフライパン「Pantelligent」だ。
このフライパン最大の特徴は、現在の表面温度をリアルタイムに計測し、Bluetoothを通じてスマートフォンに送信することだろう。これにより、いまフライパンが何度なのかを正確に把握することが可能だ。
さらに専用アプリにはPantelligent専用のレシピも含められており、フライパンのセンサーと連動して、裏返しのタイミングなどまで細かく指示をしてくれる。
ほか、自分の焼き具合を覚えさせるレコード機能が備わっており、自分のレシピを他の誰かに伝授することが可能となっている。
ちなみに日本の場合、こうした機能はガスレンジ側に備わっていて、たとえばコンロそのものがフライパンの温度を監視・管理して、火の強弱を決めたり、危ない場合は消化したりする。本フライパンの場合は、あくまで通知のみであり、火加減のコントロールについては不可能なので、その点については過信してはいけないだろう。
なお既にKicksterterにおいては目標金額を達成済み。一般価格は249ドルで、2015年の8月が発送開始の目標となっている。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度「BRIDGE Members」を運営しています。会員向けコミュニティ「BRIDGE Tokyo」ではテックニュースやトレンド情報のまとめ、Discord、イベントなどを通じて、スタートアップと読者のみなさんが繋がる場所を提供いたします。登録は無料です。- テックニュース全文購読
- 月次・テーマまとめ「Canvas」
- コミュニティDiscord
- イベント「BRIDGE Tokyo」