ピクスタが運営する、写真やイラストの素材投稿販売サイトの「PIXTA」は、定額制の素材ダウンロードサービス「Imasia」のAPIを公開したと発表した。APIを活用し、約740万点もの写真やイラスト、動画素材などを使うことができる。
APIの公開にあわせて、次世代のYouTuberを発掘・支援するUUUM社のサービスである「UUUMネットワーク」への導入を行ったと発表した。これにより、UUUMに所属しているYouTuberは、UUUMネットワークを活用しPIXTAの写真やイラスト、動画素材を無料でダウンロードすることができる。ダウンロードされた素材は、UUUMがYouTuberの代理として素材購入を行うため、YouTuberにとってみればコンテンツ作成の一部をUUUMが支援してくれる仕組みでもある。
コンテンツ作成にとって、素材集めはコンテンツのクオリティや幅を広げるために必要なもの。従来は、個人や組織内で素材を作ったり、有料無料の素材をそれぞれに活用しながら作成していたが、今回のように素材を提供するサービスとクリエイター支援を行う企業とが連携することで、作り手にとって効率的で効果的なコンテンツを作成する環境を構築することができる。
スタートアップ同士の連携という視点もさることながら、クリエイター支援のためのネットワークが生まれてくることで、新しい表現やクリエイティブが生まれやすくなる環境になってきていることを実感する。
PIXTAのAPIを活用し、新しい素材活用を模索してみるのもいいかもしれない。
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