ソーシャルメディアトレンド2015から見る、全世界のネットユーザの動向と台頭するアジアの存在感

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<ピックアップ>2015 Worldwide Internet, Mobile and Social Media Trends

ソーシャルマーケティングエージェンシーのWe are socialが毎年レポートを出しているソーシャルメディアトレンドの2015年版がリリースされました。

全人口72億人に対して、アクティブなインターネットユーザは約30億人、アクティブなソーシャルメディアユーザは約20億人といった数字がまとめられています。また、4つの指標ともこの一年で右肩上がりで成長しており、特にこの一年でネット人口は前年比で21%の増大、モバイルソーシャルメディアアカウントは23%も増大しており、モバイルユーザの存在を感じさせます。

300ページほどのレポートなのですが、一読の価値ありです。そのなかでも、人口数、ネットユーザ数、ソーシャルメディアユーザ数、モバイルユーザ数、モバイルソーシャルメディアユーザ数、という4つの指標をもとに、全世界の人口分布の数字を調査したところ、東アジアと南アジアの人口割合が、4つの指標それぞれにおいて大きな存在感を示しています。

特に、東アジアのソーシャルメディアユーザは全世界の3割超を占めており、特に中国の存在が大きく寄与していると言えます。実は、全世界の人口で見れば北米エリアは4つの指標それぞれにおいて5%〜10%程度と、実は大きなシェアは占めていないことがわかります。ネット人口における、台頭するアジアの存在感が今度どのように影響していくのか注目です。

さらに、各エリアにおける人口比率におけるネット人口をみると、南アジアと南アフリカは20%前後となっており、以前ネット人口におけるフロンティアだということがわかります。下に、資料のスライドシェアを挙げておきますので、ぜひ読んでみると良いかもしれません。

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