人気アプリ開発者養成スクール「Make School」とグリーが資本業務提携、今夏にはSFでスクール開催

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米国のアプリ開発者養成スクール「Make School」とグリーが資本業務提携を発表しました。Make Schoolは、シリコンバレーで数々の注目企業を輩出するY Combinatorから登場し、2011年に設立したスタートアップです。

今年1月中旬に、Make Schoolのプログラムに日本から1人だけ参加した女性についての取材記事をご紹介しました。彼女への取材でわかったのは、同プログラムの内容がアプリ開発に留まらず、まるで起業家になったかのように事業やプロダクトに様々な観点から取り組めるということ。開発者としてはもちろんのこと、起業家としてのスタートを切るためにも適しています。

開発に関しては、Objectiev-CやCocos2D-swiftを活用したアプリ開発、コンピューターサイエンスなど様々な育成講座を提供しています。そのプログラムはMIT(マサシューセツ工科大学)やカリフォルニア大学バークレー校などにも組み込まれるほど高く評価されており、参加が10人に1人の狭き門であることもその人気ぶりを物語っています。

今回の資本業務提携の最初の取り組みとして、今年の夏、グリー監修のゲームアプリ開発者育成講座を2社間で共同展開。8週間にわたるプログラムはサンフランシスコで開催され、参加者は一般応募およびグリー社員の中から選ばれます。期間中はCocos2D-switfやCocos2D-Xを使ったアプリ開発が中心で、期間内に1本のゲームアプリを企画・開発、さらには公開するところまで持っていくそう。

グリーにおけるスマートデバイス向けゲームアプリ開発体制の強化や人材育成が加速化されるだけでなく、Make Schoolの一流のプログラムを通して、世界にも通用するアプリが日本から多く輩出されることに期待したいと思います。

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