第2回Seedstars World世界決勝で、フィリピンの給与管理業務スタートアップ「Salarium」が優勝

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Seedstars World(SSW)は、新興市場や急成長スタートアップ市場を対象とした、世界的なスタートアップ・コンペティションだ。2014年のラウンドが今日(原文掲載日:2月5日)成功裏に閉幕し、優勝者の座にはフィリピンの給与管理サービス Salarium が輝いた。Salarium は、50万ドル分の出資を受け取る賞を手にすることとなる。

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Salarium と他の9チームのファイナリストは、スイス・ジュネーブで開催された SSW の決勝イベントでビジネスアイデアをピッチした。Serendipity Investments の創業者 Jose Marin、Bravofly Rumbo Group の創業者 Marco Corradino、Kinnevik の Jessica Boersch、Edmond de Rothschild Private Equity の CEO Johnny El Hachem、SSW の共同創業者 Pierre-Alain Masson らが審査員を務めた。

シンガポールの 6Degrees による自動情報更新型電話帳、バンコクの Washbox24 による自動洗濯サービス、ペルーの旅行プラットフォーム Busportal、アルゼンチンのカジュアルゲーム開発会社 The Other Guys など多岐にわたるサービスが審査員の前でプレゼンされた。

しかし、最も審査員の心を動かしたのは Salarium だ。世界的な物流システム会社 DHL を顧客に持つエンド・トゥ・エンドの給与管理システムで、出怠勤時間管理、給与・経費精算処理、給与支払が行える。

SSW の Masson(訳注:原文では Salarium の Masson となっているが誤り)は、次のように語った。

スケーラブルでイノベーティブだというだけでなく、すでに世界市場で広く利用されている。

SSW での優勝が彼らに何をもたらすのかを尋ねると、SSW の CEO Judah Hirsch は、次のように答えてくれた。

大きな信頼をもたらしてくれると思う。SSW の決勝イベントだけで考えてみても、ここで得られた人脈は今後の成功や拡大計画に大変役立つだろう。ここに集まった起業家の全員が、素晴らしいアイデアやビジネスモデルを披露したことを考えれば、今回の優勝は我々にとって大変意義深い。

世界中から約2,000ものスタートアップが SSW に参加し、そこから予選でセミファイナイリスト36チームに絞られ、ファイナリストには10チームが残った。

セミファイナイリスト・チームは、ヨーロッパの投資家が100ポンド(1.8万円相当)から投資できる Seedstars World Crowd Fund から資金調達ができる。このファンドは、ヨーロッパ初のファンド向けクラウドファンディング・プラットフォーム Seedrs によって運営されている。

セミファイナリスト・チームは、スイス・ローザンヌのエンジニアリング・スクール EPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)で集中ブートキャンプに参加した。このブートキャンプでは、ピッチ・トレーニングのほか、各チームのビジネスモデルや財務継続性を精査するメンタリング・セッションが実施された。メンターの中には、Chinaccelerator(中国加速)出身の起業家 Todd Embley や Eventbrite 共同創業者 Renaud Visage らが顔を揃えた。

今回は SSW の第2回目のイベントで、シリコンバレーや西欧以外からも優秀なスタートアップを発掘し、彼らを成功させることをミッションに掲げている。

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アジアから選ばれたファイナリスト5チーム。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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