ランニング時にシューズに入れることで、ランニングフォームの改善や怪我の予防が可能となるスマートインソールをインドのスタートアップが開発中だ。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集し、目標額の25,000ドルを調達してプロジェクトは成功となっている。
「Stridalyzer」はインソールに多数のセンサーを搭載しており、これによりランニング時に足がどのように着地して、地面を蹴っているかを検出することが出来る。ピッチやストライド、接地時間の測定が可能だ。
また、脚や膝のストレスレベルのモニタリングを行うことが出来る。リアルタイムレビューにも対応しており、走りながら脚の状態を確認することが出来るという。アラートやガイダンスが表示され、詳細なデータからどのようにひざに負担がかかっているかを確認し、『ランナー膝』になることを防いでくれるとのこと。
さらに、全体的なランニングパフォーマンスを測定する為に、直観的でわかりやすい測定基準を提示。距離やペース、消費カロリーなどから『パフォーマンススコア』を、脚や膝への負担やオーバープロネーション/アンダープロネーション(脚のひねり)などから『フォームスコア』を算出。これによりランニングの方法やフォームの改善に役立てることが出来るという。
Kickstarterで行われていたプロジェクトでは早期支援者向けに75ドルから入手可能となっており、2015年4月以降に発送される見込みだ。
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