Xiaomi(小米)のスマート空気清浄機を実際に使ってみて気付いたこと

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さかのぼること12月、Xiaomi(小米)は拡大を続ける同社のスマートガジェットに空気清浄機のラインナップを加えた。これはXiaomiのSmart Homeアプリ(Android版とiOS版があり、Xiaomi以外のスマートフォンでも使用可能)を使って操作する。

Mi Air Purifier(小米空気净化器)のパフォーマンスをチェックするべく先日1台購入してみた。科学的な検証や他の空気清浄機モデルを試す必要があるのでここでは包括的なレビューはしないが、使ってみた感想を述べてみようと思う。

まず最初に、なんで買うのかと聞かれたときに、一言で答えるとしたら「中国だから」だ。私が住む蘇州は水郷地域で、青空を見れるのが稀な北京や重工業に頼っている都市とは全く違い、普段は本当に心地よい場所なのだが、それでも心配になる日が多々ある。タバコ反対運動を謳う公共広告に掲載されているような漫画風の毒々しくツンツンしたタール分子の微小有害物質PM2.5が自分の肺にどんどん入り込んでいくのを想像する、そんな日だ。

新鮮な空気

これが本デバイスの上部になる。ここから空気を吸い入れる。

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プラスチック部分はしっかりしたつくりだ。遠くから見ると金属製に見える。

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Mi Air Purifierにはボタンが1つあるだけで、あとはアプリで操作する。アプリには、自分のいる地域のPM2.5汚染レベル(おそらくオンラインデータベースから現在地の数値を引き出していると推測される)と室内のPM2.5レベル(空気清浄機が計算している)が表示される。

これが実際のアプリ画面を30分間隔でスクリーンショットしたものである。

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今週気づいたのだが、室内の汚染レベルは屋外の半分弱になることが多いらしい。つまり、屋外が本当にひどい状況であれば、室内の空気もひどいということだ。例えば今日、屋外は500段階の110(「過敏な人には有害」という区分)だが、室内では47(「良」)である。Mi Air Purifierを起動するとさらにPM2.5レベルがすぐ下がり、30分未満で20より低くなった。

Mi Air Purifierに内蔵されている汚染度計は素早く反応して出力してくれる。清浄機を他の部屋に移動させると、アプリに表示される数値は汚れた空気を感知して上昇する。

弱・中・強の3段階のスピード設定があるが、自動運転にしておくのが良いだろう。中・低スピードの運転時は特に騒音など気になることはなく、フル稼働していないエアコン程度の音であった。しかし、強にすると不快である。ありがたいことに、空気がよほど汚くなければ高スピードでの運転は必要ないと思われるので、この騒音を聞くことにはならないだろう。ただ、自動設定から強に上げると部屋で聞いている音楽はかき消される。

新鮮な空気を安価に

本記事はレビューではないので比較評価はしていないが、価格の安さと、Xiaomiの全スマートガジェットのハブ的役割を持つ出来の良いSmart Homeアプリの存在のおかげで、空気清浄器を初めて買う人にとっては魅力的に映る。たった899元(約150米ドル)のMi Air Purifierは、Blue AirやIQ Airなど現在中国で激しく売り込まれている大手ブランドや評判の良いブランドの製品よりもずっと安上がりだ。SamsungやWhirlpoolといったいくつかのメジャーブランドも室内用空気清浄器を製造している。

私の思いつく唯一のMi Air Purifierの欠点と言えば、家全体の空気を浄化し続けるには3台、4台、あるいはそれ以上の台数が必要になるという点である。とはいえ、これは高価な製品にも当てはまる。

他の中国企業も価格引き下げにかかっている。ソフトウェア企業のCheetah Mobileから発売されているこの製品は、Xiaomi製品と同価格でデザインはより格好いい。あるいは、この手の自家製装置ならたった200元(33米ドル)で空気をきれいにしてくれる。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】