Xiaomi(小米)のAndroidベースのスマートフォン向けOSユーザ数が1億人に到達

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急成長中の中国発スマートフォンメーカーXiaomi(小米)が、Android向けのOSであるMIUIのユーザ数が1億人に到達したことをつい先日発表した。XiaomiのMIUIには、アプリストア、同社のMi Cloud(小米雲)にクラウドベースで同期できるサービスが含まれており、多くの機能を組み込むことで純粋にAndroidシステムのみを搭載したものとの差別化を図っている。

XiaomiがMIUIを発表したのは2010年8月のことで、最初の携帯電話が実際に発売される丸々1年前である。希望者は誰でも自分のAndroidデバイスにインストールできた(「フラッシング(flashing)」というコツを要するプロセスを行ってインストールするが、これにより買ってきたばかりの電話に搭載されているAndroidのバージョンは消去される)。目の肥えたAndroid熟練者たちにテストしてもらおうというものだった。今でも数十種類の機種で利用可能だ。

MIUIは特に2014年の1年間に目覚ましい成長を遂げた。過去8ヶ月間でMIUIユーザは倍増した。

2014年、Xiaomiのスマートフォン販売数が6100万台に達したのも、MIUIの優れたカスタマイズ性による点が大きい。Xiaomiからはソフトウェアエコシステムの収益に関する最新データは提供されていないが、MIUIは収益を上げる手段にもなっている。ソフトウェア絡みでいくら稼いだか等のデータをXiaomiが最後に提供したのは2013年12月だったが、その際はMIUIベースのサービスで490万米ドル稼いでいた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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