アメリカ国内で個人間送金が可能になったFacebook Messenger、セキュリティ対策などはいかに?

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多くの人が必然だと思っていた通り、Facebookが個人間送金サービスに参入した。Facebookは本日、Facebook Messengerを使って送金ができるようになると発表した(編集部注:原文掲載3月17日)。

この機能は「今後数ヶ月以内に」Android、iOS、デスクトップサイトにて実装されていく予定だ。当面この機能はアメリカのユーザのみ利用可能となる。

payments

Facebookは、Messenger上での支払いは「友人間で金銭のやり取りをするための、より便利で安全な方法」だとしている。送金する際の手順は、友人にメッセージを送り、$アイコンをタップして送りたい金額を入力し、右上にあるPayボタンをタップする。

もちろん、お金を受け取るのはもっと簡単だ。友人からのメッセージを開き、そこにあるAdd Cardをタップする。それが初めての送金である場合、アメリカの銀行が発行したVisaもしくはMasterCardのデビッドカードをアカウントに追加する必要がある。

これが終わると、次回の送金に必要となるPIN番号を作ることができる。さらに予防策をとりたい場合はFacebookアカウントに対して認証ステップを追加するか、iOSデバイスであればTouch ID認証を代替とするか、2つを併用するとよい。

このような機能においてセキュリティは最重要であるため、Facebookは支払いを保護するために以下のように約束している。

セキュリティにおけるベスト・プラクティスを当社の決済ビジネスに取り込むことは、常に最優先事項でした。ユーザの皆様と当社との接続を暗号化する安全性の高いシステムを採用しており、Facebookに保存するよう設定されたカード情報についても同様です。ソフトウェアとハードウェアに対しては、最もハイレベルな業界基準に適合した、階層化された保護機能を適用しています。こうした決済システムはその他のFacebookネットワークからは分離され、安全な状態に保たれており、さらなるモニタリングとコントロールを受けています。皆様のアカウントを安全に保つために、疑わしい決済行為については、詐欺行為を防止する専門家チームがチェックしています。

送った金額は「直ちに」処理されるとしているが、遅れが発生する場合もあるという。「他社のサービス同様、利用している銀行によっては決済した金額が利用できるまでに1~3営業日かかることもあります」つまり、Facebook上にあるという事実以外、この決済方法は特に独自のものでもないということだ。

Facebook決済システムに関する噂は長期に渡って囁かれてきた。PayPal社長だったDavid Marcus氏をメッセージビジネスに起用した時には、その憶測はかなりの勢いで急上昇した。

お金を扱うという点ではFacebookの取り組みは今回が初めてではない。 同社は2007年以降、ゲームプレーヤーや広告主向けの決済処理を行ってきた。同社は本日の発表の中で、自社サイトにて毎日100万件の取引を処理しているとコメントした。

今回のシステムではFacebook Messengerでなされる全ての決済取引を処理するようになるため、その数字はさらに膨らむことが予想される。ここで大きな問題となるのは、Facebookユーザが同社サービスへの支払いだけでなく友人間のお金のやり取りをするのに、このサービスを信頼できるかどうかという点である。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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