初のGoogleブランド実店舗がロンドンにオープン、ハードウェアやアプリを取り扱う

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Above: Google Shop Image Credit: Google
上: Google Shop
Image Credit: Google

多くのオンライン企業が実店舗での販売とオンライン販売の溝を埋める努力を重ねる中、Googleが実店舗販売に乗り出すのではないかと以前から噂されていたが、それがついに現実となる。初のGoogleブランドの店舗がロンドンにオープンするのだ。

しかしそれは、HarrodsやSelfridgesと並ぶような独立した店舗ではない。Googleの公式発表によると、同社はロンドン中心部のトッテナムコートロード地区にあるイギリスの巨大電子機器販売会社Currys PC Worldの店舗内に、自社店舗を構えるそうだ。

このニュースを耳にしてどこかで聞いたことがある話だと思われるのなら、それはGoogleがかつて同じような場所で似たような取り組みをしたからだろう。2011年、同社はCurrys PC World内にChromezoneフロアを開いた。ただこの店は基本的にChromebookというGoogleの軽量ノートパソコンを販売、宣伝するための場所だった。

今回同社はGoogleブランドを全力で前面に押し出し、本格的なGoogleの楽しさを伝えているようだ。店舗スタッフはChromebook、Android携帯・タブレット、スマートウォッチ、Chromecastなどを実際に手にとって販売し、デモ実演も含めて顧客からの質問に答えている。いくつかのGoogleメインアプリケーションに対する講習も行っている。

この店舗には大きなスクリーンがあって、ユーザはGoogle Earthを使って地球を回遊できるほか、いわゆる「バーチャル落書き」ウォールでは顧客が自分のGoogle Doodleを作成することができる。新しいGoogle Shopの画像ライブラリはこちら

「当社はリテールの世界は進化していることを理解しており、AppleやNikeなどのブランド企業はその大きな一部を構成しています。そして、お客様はその購買経験から多くのものを求めるようになっていることが分かっています。この店舗はその問いに対する答えなのです。ここは、お客様がやって来て当社のデバイスを試し、様々な発見をして楽しむというような場所です」とGoogle UKのマーケティングマネージャーであるJames Elias氏は説明してくれた。

「多数の素晴らしいデバイスがある今こそ、このような大型の店舗内店舗をローンチする好機だと思いました。当社にとって、世界でも初めての試みです。全く新しいもの、そしてお客様には当社のデバイスをお試しいただけます。ウェブの中でも最高のものをトライしていただくというユニークな経験を作るとはこういうことなのです。」

Googleが世界的に同様の店舗を開設することを計画しているのかは明言されていない。しかし、今年後半、Google Shopをイギリスであと2ヶ所(ロンドンのFulhamとエセックスのThurrock)開くことを明らかにしている。

オンライン企業が従来型店舗へ進出するという動きは最近顕著に増えている。例えばAmazonは小売店に荷物受取ロッカーを置いたり、eBayはポップアップストアやクリックアンドコレクトサービスいくつかの国で展開したり、イギリスを拠点とするオンライン印刷会社のMoo.comも従来型店舗を出したりと存在感を増している。

2011年のChromezonesへの進出のほかに、GoogleはWinter Wonderlabsという期間限定のポップアップストアもローンチしている。これはクリスマスの時期に合わせてGoogleの製品を販売するよう設計されたものだ。今回の店舗ローンチでGoogleブランド・製品が前面に押し出されたことによって、同社の新たな方向性が垣間見える。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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