東芝とGUGENがハードウェアハッカソンを開催、BASEやMakuakeらも協力し資金集めや販売面もサポート

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gugen

東芝とハードウェアコンテスト「GUGEN」が共同で「FlashAir(フラッシュエアー)ハッカソン」を開催する。GUGENはこれまでにも何度か紹介してきているモノづくりコンテストで、過去に開催された「Gugen2013」では筋電義手「Handiii」が大賞に輝いている

今回のハッカソンでは、タイトルに「FlashAir」が付いているとおり、無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリカード「FlashAir」を活用したプロダクトを開発する。

また、今回開催されるハッカソンは、「GUGENエコ開発システム」という手法を活用して実施される。これは「アイデアのプロトタイピング」から始まり、課題解決を主眼としたユーザテストとバージョンアップを重ねながらプロダクトを開発した後、「クラウドファンディングへのリリース」、「通販サイトへの出品」までを一連のプロセスとして捉えるものづくりプログラムだ。

gugen eco

今回のハッカソン終了後、継続開発を希望するチームに対するサポートも手厚い。東芝、GUGENはもちろん、マイクロソフト、Makuake、AmazonとBASE、電子部品を販売するスイッチサイエンス、FlashAirの技術サポートを行うFIXSTARSと、数多くの企業がサポートする。

アイデアだしに始まり、プロトタイプの開発、クラウドファンディングを通じた資金集め、完成したプロダクトの販売チャネルの提供まで幅広く支援が受けられるハッカソンは稀だ。

「FlashAir」を利用することが前提ではあるが、IoT関連のプロダクトに関するアイデアがある人、もしくはハードウェアづくりに関わってみたいと考えている人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

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