
ライフスタイルデザインが提供するカスタムオーダーのオンラインショッピングサイト「LaFabric(ラファブリック)」が本日大幅にリニューアルして公開された。
ライフスタイルデザインは、昨年2月にスーツ・シャツのオンラインオーダーメイドサービス「LaFabrics(ラファブリックス)」をローンチ。クラウドファンディングでキャンペーンを実施するなどのプロモーションを行ってきた。
今回、サイトをリニューアルするにあたって、サービス名称も若干変更となり「LaFabric(ラファブリック)」となった。さらに、これまでのスーツやシャツに加えて、オーダージーンズやカジュアルシャツなどカジュアルラインのスタートする。
名称と取り扱いラインの増加に加えて、サイズの選び方も変更されている。「LaFabric」は、以前までユーザの身長・体重といった数字から、独自のシステムでサイズを算出し、提案するという方法をとっていた。
新しいサイトでは、ユーザが普段着ているブランドの服と、そのサイズを選択することでユーザに最適なサイズで服が作成される「サイズ診断」機能が取り入れられている。
ライフスタイルデザイン 代表取締役の森 雄一郎氏は、今回のリニューアルに関して、自身が体験したことのあるファッション購買時のエピソードを振り返って、以下のようにコメントしている。
森氏「私は、これまで服を購入する際に、気に入ったデザインや生地の服がなかなか見つからない、欲しくても買えなかった、せっかく好きな服を見つけたけれど、サイズが合わなかったといったことを経験してきました。
「LaFabric」のサービスリリースから約1年間で約千人弱の会員の皆さまにスーツやシャツのカスタムオーダーを体験していただいたことで、実際に私と同じような経験をしている方が想像以上に多いことがわかりました」
森氏は、どうしても欲しかったジャケットがあったものの、予算が合わずに購入を断念。シーズンによってファッションは変わってしまうため、そのジャケットを手に入れることはできなかったそうだ。だが、カスタムオーダーをすることで、そのフォルムに近いジャケットを作成することができ、今でも愛用しているという。
森氏「自分が体験したこのカスタムオーダーという体験の楽しさを、より多くの方々に親しんでもらえるように、ジーンズやシャツといったカジュアルのカテゴリーを新たに追加し、今回のリニューアルリリースに至りました。今後もコート、ニット、ポロシャツなど様々な洋服をカスタムオーダーできるサービスにしていきたいと思っています」
人々が自分にパーソナライズされたモノを嗜好する動きも生まれ始めている。今後、自分の気に入った形であること、自分にぴったりと合う服であることなどが、ブランドが作った服であることよりも優先されることもありうる。
ライフスタイルデザインは、「自分に合った服はつくってしまえばいい」というアプローチで今後も挑戦を続けていく。
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