<Pick Up> Companies like Uber could learn a thing or two from this office cleaning startup, where the workers are as happy as the clients

従業員がいなければ企業は当然回らないけれど、フルタイムに人を雇用するコストは馬鹿にならない。UberやInstacartのようなオンデマンドのサービスは、フルタイムではなく時間単位で働く独立契約者などを雇うことでビジネスを上手く回してる。

でも、働く側にしてみればできれば、できればフルタイムで雇用してほしいし、せめて毎月一定の給与が保証されるような仕組みが望ましい。病気や怪我をした時のために保険だってほしい。比較的自由にスケジュールを組んで働けるのはいいけれど、こうした働き方には「不安」が残るのもまた事実。

オンデマンドサービスながら、スタッフをフルタイムまたはパートタイムの従業員として雇用し、さらに福利厚生やストックオプションを提供するのが、ニューヨーク拠点のオフィス清掃スタートアップ「Managed By Q」。iPadを使ったオンデマンドの清掃サービスで、冷蔵庫の補充や文具の買い出しなどのオフィス周辺の用事にも対応してくれる。

既に150人のオペレーター（清掃人）がいて、他のオンデマンドサービスと同様に自由にスケジュールを組むことができる仕組み。新入社員の時給は12.50ドル〜。スキル向上に伴って時給が上がり、意欲と実力次第ではマネージャーなどのポジションに就くことも可能。また、全ての従業員が健康保険に加入できる。

Managed By Qは、昨年11月に165万ドルのシードの調達を発表。この数ヶ月でクライアント数、オペレーター数ともに倍増してる。クライアントにはElite DailyやUberなどのスタートアップの名前も。不安を取り除くことで従業員がより仕事にフォーカスできてハッピーなだけじゃなく、チームへの帰属感が生まれたり、安定したサービス品質を提供したりすることにも繋がっているそうよ。

via. Business Insider