
消費者の3人に2人は、OculusのVR(仮想現実)システムを使ってショッピングしてみたいという。
これはマーケットリサーチ会社Walker Sandsが行った小売の新しいスタイルを考案する研究から導き出された結論だ。また、消費者の30%はもしオンラインでVRを利用して商品を試すことができれば、もっと買い物するだろうと言っている。
Walker Sandsは、別の次世代技術をショッピングに活用した際の反響も調べている。同社は、ショッピングでのドローン活用に対する消費者の意見についても研究の一環として調査を行った。消費者の2/3は、5年以内に洋服や書籍のドローン配達の実現に期待を寄せている。

37%: VR が自分の買物体験に影響を与えるとは思わない。
35%: 遠隔でももっと臨場感が得られるなら、オンライン購入を受け入れたい。
22%: この技術が紹介されれば、実店舗を訪問する機会は減ると思う。
19%: 買物に VR を使うことはないと思う。
Facebookが昨年20億米ドルで買収したOculusを使えば、より豊かなショッピングが可能になるのもうなずける。ユーザは極めて詳細な3Dで何でも見ることができるからだ。どこにも行かずに商品を見ることができ、ある意味理想的だ言える。
Walker Sandsによれば、調査した消費者の49%が、Oculusが発売されたら試してみたいと言い、32%が購入すると思うと答えている。少なくとも63%の人たちが「そのような仮想現実の機能により、ショッピングの仕方が変わると予想」しており、その上、35%は「もっと自由にオンラインでショッピングするようになるだろう」と言っている(Walker Sandsの調査より)。
一方、従来型の小売業者には悪い知らせかもしれない。Walker Sandsによると、Oculusの発売後は「消費者の22%が、実際の店舗をあまり訪れなくなるだろう」としている。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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