中高生にも使いやすいようにUIを目指してーー学習アプリ「zuknow」がデザインをリニューアル

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ビズリーチが提供しているソーシャル暗記帳アプリ「zuknow」がデザインの改修作業を実施した。これに合わせて、学研教育出版「高校入試ランク順」に対応した中高生向けコンテンツの配信を開始する。

2014年1月にリリースした「zuknow」は現在、累計25万ダウンロードを突破し、アプリ上で27,000 個以上のコンテンツが作られている。その後、ソーシャルとの連携、一斉テスト機能など、ユーザのニーズに合わせて機能追加を実施してきた。

ユーザの学習継続をサポートするために、と高機能化を進めてきた「zuknow」だったが、機能が増えたことにより、複雑さも生まれた。

サービスのコンセプトが伝わるUIに

「自分の欲しい機能にたどり着く前に離脱してしまう、アプリを使いこなせないユーザが出てきてしまいました」、ビズリーチで「zuknow」の開発を担当している鈴木康弘氏はそう語る。

ユーザビリティテストを重ねたことで、ユーザが機能を使う前に離脱してしまっていることがわかり、UIの見直しが行われた。

鈴木氏「私たちは「zuknow」を単なる単語帳アプリとは位置づけていません。学習の継続を支援するアプリとして位置づけているのですが、そのコンセプトがユーザに伝わっていないことがわかりました。コンセプトをしっかりと伝えていくために、チュートリアルを徹底的に見直しました」

チュートリアルの改善には、Gmailのスマホアプリ等のチュートリアルを参考にしたという。一枚絵で見せていくのではなく、視線を誘導していけるよう、タイトルを出し、その後ビジュアルでイメージを訴求するようになっている。一度にすべての情報を出すのではなく、順番に出すことで効率的にメッセージを伝えられるようにしたそうだ。

ペーパープロトタイピングの段階、実機テストの段階、そしてリリース前の段階と3回ユーザビリティテストを実施して、新しいUIの感触を確認するなど、入念にテストを実施して今回のリリースに至った。

中高生のデジタル学習に対応する

「zuknow」は、学校の先生が定期テストに備えた学習用に利用したり、学校の友達同士で小テスト対策にアプリを利用するなど、中高生の学習に効果を発揮している。中には、富山県の学校で先生が「zuknow」を利用したことでクラスの平均点が10%アップするという事例も生まれているという。中高生の学習にも役に立つことがわかり始めている一方、中高生にとって使いやすいUIにはなっていなかったこともあり、今回のリニューアルが行われた。

今後、中高生がスマートフォンやタブレット端末を利用して学習することは増えていくと考えられる。「zuknow」は今回のUIの改修に合わせ、今後は冒頭にも触れたように学研教育出版「高校入試ランク順」対応コンテンツの配信を行うなど、中高生に向けた学習コンテンツの配信にも注力していく。

今後は、幅広いユーザの学習ニーズに対応していくことで、今年中に100万ダウンロードの突破を目標としている。