遊びと体験の予約サイト「asoview!」がJTBと資本業務提携、約6億円を資金調達

by Junya Mori Junya Mori on 2015.4.22

左から:アソビュー代表取締役山野智久氏、ジェイティービーグループ本社執行役員古野浩樹氏
左から:アソビュー代表取締役山野智久氏、ジェイティービーグループ本社執行役員古野浩樹氏

週末の遊びやアクティビティ(体験)の予約サイト「asoview!」を運営するアソビュー(旧社名:カタリズム)は4月22日、ジェイティービー(以下、JTB)との資本業務提携を発表した。第三者割当増資を実施しており、約6億円の資金調達を行っている。JTBが数億円を出資した他、YJキャピタルが出資、ジャフコ、グロービスキャピタルパートナーズが追加で投資を行っている。

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アソビューの創業は2011年3月。2012年7月から予約運営を開始し、2013年4月に同サービスをリリースした。これまでに全国2000以上のアクティビティ事業者と提携し、遊びに関する体験プログラムを300ジャンル、6000プラン紹介するサイトに成長させた。

また、2014年3月末にはグロービス・キャピタル・パートナーズおよびジャフコを割当先とする第三者割当増資で約2億円の資金を調達している。

参考記事:「週末なにする?」を解決してくれるアクティビティ予約「あそびゅー」がYahoo!トラベルと連携
参考記事:2000件以上のレジャー予約が可能なあそびゅー、運営のカタリズムがグロービスほかから2億円を調達

記者会見では、ウェブ販売の領域における「JTB HP」「るるぶトラベル」と「asoview!」の相互商品提供、地方自治体や観光協会向けの着地型コンテンツを利用したエリアプロモーション、訪日旅行オンラインサイト「JAPANiCAN」におけるあそびゅーのコンテンツの販売などの取り組みが発表された。

ジェイティービーグループ本社執行役員旅行事業本部副本部長の古野浩樹氏は今回の提携に関して、以下のようにコメントしている。

古野氏「従来の観光だけではなく、現地で仲間と楽しむタイプの体験など新しい体験が求められています。こうした現地での体験や遊びといった着地型商品のボリュームを増やしていくべく、多様なアクティビティのラインナップが豊富なアソビューと提携いたしました」

アソビュー代表取締役の山野智久氏は、JTBとの提携の経緯に関して以下のようにコメントした。

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山野氏「アソビューの成長戦略において余暇時間の最大のイベントごとである旅行事業における課題をいかに解決するかは重要なポイントでした。インターネットが出現してから宿泊予約も移動手段もオンラインから可能になりましたが、旅行先の現地から発信される情報が不足しています。私たちはこの点をまず解決しようとこれまで取り組んできました。今後、JTBと共に商品を提供していくことで、販売の強化を図っていきます」

「asoview!」は過去にYahoo!トラベルとも連携しているが、こちらも引き続き連携していくという。会場では実際に「asoview!」を通じて体験可能な陶芸教室のデモンストレーションも実施された。

「asoview!」で申し込み可能な陶芸教室のデモンストレーション
実際に体験可能な陶芸教室のデモンストレーション

両社の提携は、地域の魅力を伝えるコンテンツを開発することで地域の活性化につなげ、さらにそのコンテンツを海外へも発信。インバウンド観光につなげることで、日本と海外の交流を増やすことを目標としている。

(記事共同執筆:平野武士)

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