電通ブルーが、世界のユーザのスマホカメラを〝ハック〟して撮影できるアプリ「ChainSnap」をローンチ

SHARE:

chainsnap_featuredimage

246(ニーヨンロック)」「PandeChat(パンデチャット)」など、一味違ったアプリを出すことで注目を集める電通ブルーだが、今日、また新たなアプリ「ChainSnap(チェーンスナップ)」をローンチした。

ChainSnap では他のユーザ最大24人までのスマホのカメラを接続、遠隔で同時に撮影し、同じ時間に起きている世界の異なる場所での出来事を切り取ることができるモバイルアプリだ。入手した写真はカメラロールに保存できるほか、各種ソーシャル・ネットワーク・サービスなどでも共有ができる。今日公開されたのは Android アプリのみだが、iOS アプリも開発済でゴールデンウィーク明けには公開される見込みだ。

なお、カメラが共有できるのは ChainSnap のユーザ同士に限定され、撮影の際にはカメラを共有される側のユーザに同意が求められるので、プライバシーが侵害される恐れはない。

電通ブルーは、具体的なユースケースとして、日本の夕日を眺めながらブラジルの朝日を撮影する、周りにいる人達のカメラをつなげて映画のマトリックスのような動画をつくる、ライブ会場のカメラをハックして撮影するなどを挙げており、今までになかった写真アプリのコンセプトで新しいユーザ体験を提供してゆく。

今後、電通ブルーではプレミアムメニューで機能が追加されるようにするほか、世界の有名スポットなどに設置される企業の定点カメラへのアクセス権を販売するなど、さまざまなマネタイズ方法を模索していきたいとしている。

chainsnap-worldview

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録