写真素材で地域の魅力を掘り起こす−ピクスタの次なる展開

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写真やイラスト、動画素材などの投稿型販売サイト「PIXTA」を運営するピクスタは、4月16日に全国にいるPIXTAクリエイターの活性化を目的した「PIXTA全国キャラバン」を開始すると発表した。

ストックフォトは、ネットを活用して時間や場所に関係なくさまざまな素材を調達できることがメリット。東京などの一部の都市においては、都市部にカメラマンやイラストレーターなどさまざまなクリエイターが仕事をしており、多種多様な素材の調達が可能だ。

しかし、地方ではモデルの人材不足や撮影場所の少なさなどがあげられ、多くの悩みを抱えている。多くの企業も東京に在籍しており、地方のクリエイター同士の交流が少ないことも挙げられ、地方に在住しているクリエイター同士の交流を図ることが地方における起業やクリエイティブ産業を活性化する意味でも重要だ。

PIXTAでは、現在約15万人のクリエイターが登録しているが、そのうち東京以外のクリエイターが77.5%を占めており、北海道から沖縄まで全国各地の作品が投稿されているという。地方のクリエイターにとって、PIXTAを自身のクリエイティブの発信の手段として捉えていることもあり、今回ピクスタは「全国キャラバン」を行いながら、全国の撮影仲間や合同撮影会をクリエイター同士で企画するといったクリエイター同士のコミュニティを活性化していくことを目的にしているという。

また、4月18日には旅行会社のクラブツーリズムと共同で、初のストックフォトバスツアーも開催。旅と撮影を組み合わせ、地方における「ストックフォト」の楽しさを伝える機会を提供する。同時に、地方で活躍するクリエイターによるセミナーなども、全国で開催していく予定だ。

地元の魅力を活かした撮影会「地元だからできるストックフォト」として、5月29日〜31日にトライアルとして山形県でモデルやヘアメイクとして活躍したい人、ロケーションを提供できる企業らと連携しながら、撮影会を実施。自治体や地元企業とも連携しながら、ストックフォトを通じた「地元の魅力」をサポートする活動を行う。

地方を魅力を写真を通じて発信し、さらに全国のクリエイター同士のコミュニティづくりをサポートする。オンラインの写真素材のメディアのみならず、リアルな現場に足を向け、さらに自治体とも連携していきながら活動していく新しい活動は、これからのネットを中心としてきた企業にも求められる動きといえるだろう。地方への移住や観光促進などとも連携しながら、こうした地方の新しい魅力を掘り起こす活動が、今後も活発化してくることを期待したい。

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