キーパーズテストを突破し、判断力・誠実さ・好奇心などが伴うスタープレーヤーだけを集める「Netflix」のHR方針

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image via. Flickr

 <Pick Up> Netflix’s major HR innovation: treating humans like people

人事に悩んだことがある北米の企業担当者やスタートアップは、どこかでNetflixのHRポリシーを定義したパワポ資料に遭遇したことがあるはず。

毎月何十億時間という動画ストリーミングを配信するようになるまでは、Netflixもかつてはスタートアップだった。当時、Netflixの休暇ポリシーは10日間の休暇、10日の祝日など至極標準的なもの。それが2002年の上場以降、より厳しく管理するのではなく、管理そのものを廃止。基本的には休暇取得は自由で、30日以上まとめて職場を離れる場合はHRに個別に相談する。

そんな休暇ポリシーで機能するの?と疑ってしまうけれど、「超優秀なスタープレーヤーだけを採用し、社員を責任感ある大人として扱う」という同社のモットーに沿うと可能みたい。

例えば、実績ベースのボーナスは存在しない。適切な人材を採用できていれば、ボーナスをモチベーションにしなくてもいいはずだから。また、そもそも給与に関しても市場の標準をもとに支払うことが大前提。市場の標準給与を知るために、社員にはリクルーターに積極的に話すよう促すくらい。

パワポ資料にある「同僚に求める態度やスキル」には9つの項目が並んでる。判断力、コミュニケーション、インパクト、好奇心、イノベーション、勇気、情熱、誠実さ、無私無欲。この9項目によって、採用も昇進も決まる。

定期的に行われるのが「Keeper’s test」。この時、マネージャーがチームメンバー一人ひとりについて問うのは、「他の会社の似たような職種に転職すると言われて彼または彼女を必死で引き止めるか」。上述の9つの要素を満たさなかったり、質問への回答がNOの場合は、気前のよい離職手当付と共に解雇される。

各役割に対して、スターだけを雇うのがNetflix流。124枚のスライドだけれど、一見の価値ありです。

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