AccelとDJI、ドローン産業のエコシステムを育てるために、1000万ドル規模のファンドの組成を計画している

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<ピックアップ>Accel and DJI Announce Their $10 Million Drone Fund | Re/code

日本では、事件などを通じてリスクを警戒するようなニュースが多いドローンですが、海外に目を向けるとドローン市場を育ませるためにさまざまな動きが起きています。

Accelと、先日7500万ドルの資金調達を行ったDJIが、共同で出資して1000万ドル規模のファンドを組成しようとしていると、Re/Codeが発表しています。

DJIのCEOは、先の資金調達の際に「一メーカーだけに収まらず、ドローンシステムを提供するプラットフォームを目指している」と語っていましたが、その一手としてファンドを組成し、ドローン産業のエコシステムを作りだろうとしているのでしょう。

もちろんそれは、ドローンメーカーを支援するだけでなく、ドローンそのものの業界の統一基準や、OSのようなシステム開発も含まれているとのこと。

ドローンという物自体も、一つの概念として捉え、どのように利用するか、危険であってもそれを業界としてルールを設定したりしながら、有効活用することによって新しい産業が生まれるはず。日本でも、規制などでなくルール作りをもとに産業を後押しする支援策を打つべきかもしれません。

Re/Code

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