ご近所同士が暮らしを支え合う家事シェアの「エニタイムズ」が、グリーなどから総額2.3億円を資金調達

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2015.5.21

ANYTIMES

「ご近所さん」の間で家事代行などのマッチングを行う「ANYTIMES(エニタイムズ)」が、総額2.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。

引受先は、グリー、ディー・エヌ・エー、元ピムコジャパンリミテッド社長の高野真氏、そのほか個人投資家です。さらなる経営基盤やシステム開発の強化、またより積極的なマーケティングや人材採用に取り組むとのこと。また今回の資金調達に併せて、社外取締役に高野真氏、和田圭祐氏、メディア顧問に佐々木俊尚氏が就任しています。

掃除や料理などを含む日常的な家事、旅行のあいだのペットの世話、家具の組み立て、さらには語学レッスンまで、エニタイムズではさまざまな特技をスキルとして登録できる仕組み。誰かに手伝ってほしいことに対して、それを得意とするご近所さんにサポートを得ることができます。今年3月末にリリースしたiOSとAndroidアプリも、13万以上と順調にダウンロード数を伸ばしています。

専門スタッフが家事代行などに訪れる従来のサービスと異なり、サポーターズがご近所さんであることが安心感を生むエニタイムズですが、とはいえ、ユーザーの初回利用時の精神的ハードルは決して低いものではありません。そんなユーザーの気持ちを考慮し、昨年5月に導入したのが「認定サポーター制度」です。

認定サポーター制度は、エニタイムズ事務局が一度面談を実施した上で、認定するに値すると判断されたサポーターのみが登録される一種のサポーターズの評価制度。運営側が公式に認定することで信頼感が高まり、依頼者によるサポーター選別基準の一つになっています。この信頼性は仕事の受注率にも表れているため、今後はまだ認定を受けていないサポーターズに向けた認定制度促進に取り組んでいく予定です。

最近では、テクノロジーの進化や普及に恩恵を受ける一方で、「人」というリソースに原点回帰する傾向があります。ただ人と人とをマッチングするだけでなく、そこに「ご近所」という昔ながらの繋がりを持ち込みことで、エニタイムズが今の時代ならではの価値提供をしてくれることに期待したいと思います。

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