いつでもどこでも通えるようにーー月額9,800円で通い放題のフィットネスサービス「Saturdays」がリニューアル

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Saturdays

ウェアラブルデバイスの登場により、これまで以上に健康に関連する数値が可視化されたこともあってか、スポーツや健康への人々の意識が向上している。だが、運動しよう、健康を意識しようと考えつつも、フィットネスに通うことができていないという人も大勢いることだろう。

フィットネスに通うことができない大きな理由のひとつとして、場所が固定されていることが挙げられる。「Saturdays」はそんな環境の改善を目指すサービスだ。月額9,800円を支払うことで、「Saturdays」が提携しているあちこちのフィットネスに通うことができるようになる。

今回、「Saturdays」がデザインをリニューアルし、新たにリリースした。デザインを担当したのは、本誌でも度々手がけたプロダクトを紹介している鎌倉のデザイン会社キサカタだ。

月額固定で通い放題のフィットネスサービス

「Saturdays」の類似サービスは、NY拠点の「Classpass」が挙げられる。Classpassは、今年の1月にシリーズBラウンドで4000万ドルの資金調達を実施している。日本は、グリーの子会社が「Lespas」というサービスを展開しており、ラ・クレタというPR事業を展開する企業が「ClassFit」というサービスを提供している。

すでに複数のプレイヤーが存在している中、「Saturdays」はどのように差別化を図っていくのだろうか。Saturdays代表取締役の中仮屋 俊輔氏に話を聞いた。

中仮屋氏「掲載されるフィットネスの種類と数で差別化を図ります。ひとつは、プロのスポーツ選手にクラスを提供してもらう予定です。共同創業者の2人は、元々K-1に出場していた選手と、シンガポールリーグでサッカー選手をやっていた人間。スポーツ選手のネットワークがあるため、人々が参加したくなるようなクラスを提供していきます。」

もうひとつの差別化要素は、提携するパートナーの数だという。

中仮屋氏「私たちは大きなフィットネスジムではなく、個人で小さなジムを運営していたり、ヨガのクラスを開催しているトレーナーの方々にパートナーとして参加してもらっています。パートナーになってもらう人たちには一人一人直接会って話をしています。彼らは個人でジムやクラスを運営しているため、集客に苦戦しています。そこを「Saturdays」がカバーできればと考えています。

「Saturdays」はパートナーから、グループレッスンの空き枠を提供してもらっているという。ひとつのレッスンに月に参加できる回数の制限を設け、グループの人数を埋めなくてはいけないところに、「Saturdays」から人を送る。そうすることで、ジムと直接契約している人々から不満が生まれないような仕組みとなっている。「Saturdays」にはユーザを一人送るたび、1000円が支払われるという。

「Saturdays」は今回のリニューアルに合わせて、集客に力を入れていくという。体験できるフィットネスの数も増やし、検索性も高めていく方針だ。将来的にはアプリ化も視野に入れながら、サービスを磨いていく。