モバイルファーストの時代、74%の消費者はパソコンを使って商品を購入している

Image Credit: Skimlinks
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Skimlinksが15ヶ月分の商業関連コンテンツを調査した結果、全体の4分の3近い商品は、スマートフォンやタブレット端末からの購入ではなく、デスクトップパソコンやノートパソコンから購入していることが判明した。

ウェブデザイナーから大手検索エンジンのGoogleまでもがモバイル上でウェブサイトとオンライン体験を優先的に提供していながらも、もっとも重要なインタラクションはまだパソコン上で起こっているようだ。

コマース関連コンテンツ、もしくはSkimlinksが名付ける「コムテント」とは、収益を生むという唯一の目的だけの為に考えられたコンテンツのことを指す。例えば、購入案内、商品レビュー、人目を引く記事、バウチャー、取引、セールス、またはある商品やサービスを中心としたリストなどのようなコンテンツが挙げられる。

では何故、いざ商品を購入する時になると消費者はパソコンへ移動してしまうのか。

「こうしたモバイルやタブレットデバイスのユーザは、閲覧した「コムテント」から商品の購入に進もうとした可能性は高いが、他のデバイスあるいは直後のウェブ閲覧の最中などになると、モバイルではクロスデバイストラッキングやクッキー保持に限界があるため、全体的なパフォーマンスの数に影響を及ぼします」とSkimlinksのCEO兼創業者のAlicia Navarro氏は語った。「オンラインショッピングでは、今でもデスクトップで購入を完了することが好まれているが、モバイルやタブレット端末は閲覧やインスピレーションを得られる点が支持されている。なので、モバイルは業界全体でクロスデバイスに強いシステムが採用されるまでは商品購入に関してデスクトップに及ばないと思われる」。

調査では、どういったコンテンツが長期的に成果を上げるのかといったことを掘り下げているが、その結果は少々意外なものであった。

新しい記事やブログは投稿直後にアクセス数の増加が顕著に見られるにもかかわらず、ほとんどのタイプのコムテントは数ヶ月にわたってアクセスがあり、収入を生み出し続けている。これは、パブリッシャーが既に存在している購入ガイドやギフトガイドを、新たなエントリーとしてアップデートすることで数ヶ月に渡って目新しさや関連性を保っているからだろう。レポートで特筆されているパブリッシャーの一つであるGear Pastorは、この「ポスト・アンド・フレッシュ」方式を利用することで、コンバージョンレートは22%、アフィリエイト収入は92%増加した。

検証された様々なタイプの商業コンテンツの中で、「このスタイルを試してみよう」的な記事や宣伝がもっとも良いパフォーマンスを示すことは明らかである。この事実は、サイト閲覧者やクリックして購入させる引き金について何を示しているのだろうか。

「”このスタイルを試してみよう”的コンテンツは、セレブのような憧れのイメージを、実際に実現可能で手が届くものとして描いている」とNavarro氏は言う。「そのため、集客を目的としたギフトガイドよりも、即時購入につながっているようだ」。

調査では、コムテントの効果を判断するために15ヶ月間に渡る2,200ページのデータを扱った。ギフトガイドと「このスタイルを試してみよう」的コンテンツが長期的なアクセスという点では驚くほど良い成果を出している一方で、アフィリエイト収益と手数料を求めているようなパブリッシャーの作るコンテンツとしてはどちらも少数派である。

38%のコンテンツは「取引と販売」のカテゴリーの中にあり、25%が商品レビューである。調査では、高いアクセス数にも関わらずギフトガイドはコンテンツの僅か3%にしかならない。その理由は、ギフトガイドは手数料を生み出すということとなると、急激に減少してしまうからであるようだ。それが、ギフトガイドが人気にならない理由かもしれない。

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Navarroは、「ギフトガイドは季節的性質である傾向が強く、タイムレスではなくむしろタイムリーなのだ」と語った。「それはアイデアや理想を膨らませるための源泉となるため、即時行動に結びつけるファネルマネタイゼーション方式には適さない」。

コムテントのライフサイクル、人気度、収益、手数料また端末の種類に関する調査結果は、現在Skimlinksのサイトから得ることができる

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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