クックパッドが、インド/アメリカ拠点のフードブログ・プラットフォーム「Cucumbertown」を買収

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東京を拠点とするオンライン・レシピ・ネットワークのクックパッド(東証:2193)は、バンガロールとアメリカを拠点とするオンライン・レシピ共有スタートアップ Cucumbertown を買収した。この買収により、Cucumbertown は、国際市場への拡大とプラットフォームのマネタイズを加速する。

買収に関する条件詳細は公表されていないが、Cucumbertown の共同創業者 Cherian Thomas 氏が e27 に語ったところでは、クックパッドがこれまでに行った買収の中でも「大きなものの一つ」とのことだ。買収後も、Cucubertown はクックパッドのもと、独立子会社として業務を継続する。

Cherian Thomas 氏、Arun Prabhakar 氏、Chris Luscher 氏、Dan Hauk 氏の4人によって設立された Cucumbertown は、食べ物好きが食べ物好きのために、レシピをブログできるプラットフォームだ。さまざまなレシピが公開されており、難易度や調理時間で条件絞り込みができる。Cucubertown 上では、ユーザがレシピを投稿、食べ物になぞらえて自らのアイデンティティを確立したり、他のユーザと料理の腕試しをシェアしたりできるのだと Cherian 氏は語った。

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Cherian Thomas 氏

この2年半で、Cucumbertown は単なるレシピ共有ネットワークから、160以上の国々の数百万人のユーザに到達可能な、フードブログのプラットフォームに成長しました。

この成長を通じて、Cucumbertown が、料理人が情報を発信する上で最良のステップだとわかりました。しかし、彼らは自分たちが評価されているとわかると、Cucumbertown を離れて自分でフードブログを始めたりするのです。そこで、提供できているサービスと市場ニーズの間にギャップがあると考え、世界初のフードブログ・プラットフォームを立ち上げることにしたのです。増加するフードブロガーの求めに対応したわけです。

Cucumbertown では、ユーザは、好きなテーマやオリジナルのドメインを選んで、自らのフードブログをカスタマイズできる。Cucumbertown は、YouTube の動画クリエイターのモデルのように、フードブログをマネタイズし、ユーザに還元できる方法を計画している。このブランディングが自由にできるブログサービスは、現在のところ、限られたブロガーにのみ提供されている。

フードブログは、生計を助けるのに極めて有効な手段だと思います。しかし、現在はフードブログは各所に分散していて、マネタイズするには、ブロガーはさまざまなことを理解する必要があり現実的ではありません。我々はこの状況を変え、フードブロガーになりたい人なら、誰でも使えるものに公正な場したいと思います。それに向けた最初のステップとして、フードブログに特化したエディタ「RecipeWriter」をリリースしました。(Cherian Thomas 氏)

2012年10月にローンチした Cucubertown は、当初シード資金として約30万ドルを数名のエンジェル投資家から調達し、後のシリーズAラウンドでは、Helion Venture Partners と Ludlow Ventures から資金調達している(この際の調達額は非開示 )。

クックパッドは日本最大のレシピサイトで、訪問者はオリジナルやユーザが作成したレシピをアップロードしたり、検索したりできる。東証に上場しており、ユーザ数は合計5,000万人、登録レシピの数は200万件以上に上る。クックパッドにとっては、インドは料理において、市場や文化が富んでいることを意味する。インドは、人々がほぼ毎日料理をする文化があるだけでなく、人々が消費できるオンラインの料理コンテンツの分野に関しては未踏の市場だった。

Cherian 氏は、次のように締めくくった。

インドは、日常の中心に料理があり、情熱的に語られる文化を持つ数少ない国の一つです。インドの料理本、レシピ、食材は、常に他の文化の人々を惹きつける謎の存在です。Cucumbertown とクックパッドは、インドの料理文化を世界地図に記すべく協業していきます。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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