事前登録者数は800人、チケット制子ども服の交換サービス「mycle」が正式リリース

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着られなくなった子ども服の交換サービス「mycle(マイクル)」が正式リリース
着られなくなった子ども服の交換サービス「mycle(マイクル)」

事前登録を伝えるニュース記事が反響を呼んだ「mycle(マイクル)」。成長してサイズが合わなくなった子ども服をウェブ上で簡単に交換できるサービスには、約40日間で800人の事前登録が集まりました。アクセスに対する登録率が20%と非常に高いことからも、需要の高さが見て取れます。そんなmycleが本日、正式にサービスを開始しました。

すぐに着られなくなる子供服を「交換」で安く入手

mycleに並ぶ箱
mycleに並ぶ110cmの女の子を対象とした箱

mycleの月額料金は、税込み1,200円。これによってチケットが1枚付与され、チケット1枚につき、子ども服が入った箱1箱と交換することができます。箱には、Tシャツやズボン、靴下などさまざまなアイテムがバランス良く入っています。正式リリースのタイミングでは2,300着、箱数にして260箱がサイトに掲載されています。

箱の購入時には、その発送に別途送料800円がかかります。つまり、箱1箱を頼む料金は、月額1,200円と送料800円で合計2,000円。仮に13着入りの子ども服の箱を注文した場合、1着あたり、わずか150円という計算になります。送料を考えても、すぐに大きくなって着られなくなってしまう洋服を安く購入することができるのが魅力です。

また、ハイブランドの洋服が入った箱の交換には2〜3枚のチケットが必要。追加のチケットは、手元にあるサイズアウトした子ども服をmycleに送ることで入手する仕組み。この発送作業も、忙しいママやパパのことを考えて、子ども服を紙袋やダンボールに入れてmycleに集荷依頼をするだけと簡単にしています。

クラウド収納サービス「minikura」との連携で満足度UP

ウェブ上で預けたモノを写真で管理できるクラウド収納サービス「minikura(ミニクラ)」と協業することで、ユーザーから集まった全ての子ども服は人の目による検品作業を経て、他のユーザーの手元に届くとのこと。届いた子ども服が汚れていたなんてアクシデントも発生せず、安心して利用することができます。

ただ購入するのではなく、手持ちの服と新しい服を「交換」することで無駄のないリサイクルシステムの形成を目指すmycle。国内のシェアリングサービスをまとめた記事では、同サービスの競合にあたる「キャリーオン」がママのコミュニティを重視したサービスとして紹介されています。minikuraとの連携でママたちの利便性を重視するmycleが、今後どんな展開を見せてくれるのか。引き続き追いかけたいと思います。

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