ウェブ接客プラットフォーム「KARTE」を運営するプレイドは6月16日、GMOペパボと提携してカラーミーショップへの同サービス提供を開始すると発表した。
KARTEは数行のコードをECなどのサイトに埋め込むことで、サイト訪問客の特徴や行動を可視化し、購入や会員登録などのコンバージョンに対して適切な施策を打つことができるサービス。これをカラーミーショップ利用ユーザーはタグの埋め込み等の必要がなく、ワンクリックで導入することができるようになる。(※別途KARTEのアカウント開設が必要)
カラーミーショップのギガプランとプラチナプランを利用する店舗から開始し、最終的にカラーミーショップを利用する約4万店舗に拡大する予定という。利用料金は月額5000円のみで、ユニークユーザー数が月間10万人を超える事業者については、固定か従量課金かを選べるようになっている。
カラーミーショップに導入されるKARTEには氏名や居住地、所有ポイントなどの会員情報や購入金額、商品名などの購買情報があらかじめ登録されており、より実店舗に近い接客が可能になるとしている。
プレイド代表取締役の倉橋健太氏によれば、GMOペパボとはKARTEの初期開発時からコンタクトを取っており、「ようやく一緒に仕事ができるようになった」(倉橋氏)ということだった。ただ、一社限定というわけでなく、同じくGMOグループ内のメイクショップや他の事業者とも同様の連携を今後進めていく予定だという。
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