中国最大の配車アプリ Didi-Kuaidi(滴滴快的)がWeibo(微博)から1億4,200万米ドルを調達

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Didi-Kuaidi
Weibo(微博)のSECファイリングから、WeiboのDidi Dache-Kuaidi Dache(嘀嘀-快的打車)への1億4千2百万ドルの投資が明らかになった。Didi Dache-Kuaidi Dacheは中国最大のタクシー配車スタートアップであり、市場シェアの90%以上を持つ。WeiboはTwitterに似たソーシャルネットワークである。Weiboは決算資料の中で、この投資はケイマン諸島にある持ち株会社Xiaoju Kuaizhi Inc(小桔快智)を通じて実行すると述べている。

この投資は、今年2月のDidiとKuaidiの合併後すぐに決まった。両社合計のバリュエーションの見積もりは87億5千万米ドルとWall Street Journalはレポートする。合併はまだ認可が下りていないが、業界では、中国最大のタクシーアプリ同士による資金体力の消耗戦が終わるとして好意的に受止められている。

この投資は新生Kuaidi-Didi連合を強化することになり、アメリカから新規参入のUberや中国の競合Yongche(易到)にとっては厳しい戦いが待ち受けていることになる。5月に、DiDi Dache(合併後もまだそれぞれ別個のブランドで運営されている)は1千億元(1億6千1百万米ドル)を投入し、毎週月曜日に12都市で無料乗車を提供するプログラムを発表した。その前日に、中国の配車サービス兼レンタカーサービスのYongcheが毎年5月12日に無料乗車を全ユーザーに提供すると発表したばかりのことだった。

配車サービス市場の支配権を握るにあたり、ファイナンス面でのサポートは重要な要素となってきている。今回の資金調達で業界内に懸念が生じている。Didi Dache-Kuaidi Dacheはごく最近になるまで利益を出していなかったため、両社の成長は単に投資次第なのではないか、ということだ。

しかし、中国メディアが消息筋情報として伝えるところによれば「DidiとKuaidiは両社とも合併前から潤沢な投資を確保しており、今後の展開にあたり資金面に問題はありません。両社はそれ以外にも色々なことを検討できる状況にあり、例えばパートナーを選択する際には単にお金だけを追求するだけでなく、協力機会を検討することが可能です。」

WeiboとDidi Dache-Kuaidi Dacheのタイアップはそれ程大きな驚きでもなかった。なぜならばAlibabaがWeiboの株式18%を保有しており、Kuaidi Dacheに対する既存の投資を通じて新会社にも株式を保有することになるからだ。

WeiboはSina(新浪)からスピンオフして昨年4月に米国でWeibo Inc.として上場した。しかし、Weiboは広告を超えてマネタイゼーションの手法を広げるのは難しいだろうと考えられている。Didi-Kuaidiに対する投資は、運輸分野の付加価値サービスを提供することにより、Weiboにとってユーザーベースの有効活用となり得るだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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