2400万円相当の元祖デスクトップPC「Apple I」を捨てちゃった女性のちょっといい話

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Image Credit: Ed Uthman/Flickr Creative Commons
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夫を亡くした女性がある日、ガレージを掃除して二つの古びた機械の箱を捨てました。

彼女が捨てた箱のうちのひとつがシリコンバレーにある「CleanBayArea」にて発見されたのですが、なんとそれ、その昔、Apple I、もしくはApple-1と呼ばれたあのApple Computer 1であることが判明したそうです。

4月の始めのことで、CleanBayAreaでバイスプレジデントを務めるVictor Gichun氏がNBCに語ったところによりますと、彼女は領収書を受け取っておらず、また、連絡先も何も残していなかったということでした。

その箱が廃棄されてから数週間後、このリサイクル会社が調査に乗り出し発見に至るわけです。Gichun氏は「本当に目を疑ったよ。偽物じゃないかってね」と発見当時を振り返ります。

結果、そのコンピューターは本物で、リサイクル会社はそのApple Iをプライベートコレクターに20万ドル(120円換算で2400万円)で売却しました。高いと思うかもしれませんが、昨年の12月にはApple Iは36万5000ドルで売却されているのを忘れてはいけません。

これら第一世代のデスクトップコンピューターは1976年にスティーブ・ジョブズ氏、スティーブ・ウォズニアック氏、そしてロン・ウェイン氏らの手によって200台ぐらいしか作られておらず、十分に価値があるものなのです。

ところで、このストーリーにはハッピーエンディングが待っているかもしれません。

このリサイクル会社には持ち主に売却額の半分を返却する、というポリシーがありました。Gichun氏は彼女の名前は覚えてませんが、彼はその女性の容姿だけは覚えていたのです。Gichun氏はこう語ります。

「彼女が誰だったかを証明する方法はひとつ。彼女を一目だけ見ればいいのさ」。

そう、彼女がやるべきことはこのベイエリア清掃所にもう一回やってきて、6桁のチェックを持ち帰ること、というわけですね。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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