UI・UXデザインでやるべきこと、やってはいけないこと10選

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via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
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ピックアップ | 10 do’s and don’ts of UI and UX design

ユーザーの視点に立ち、良いユーザー・インターフェイス(UI)とユーザー・エクスペリンス(UX)を追求することは、アプリケーションを開発する企業にとって絶対外せないポイントだ。いくら技術力が高くても、それがユーザーの求めるものに一致しなければ自己満足に終わってしまう。敢えて余計なもの取り除きデザインのシンプルさを追求することでユーザー獲得に成功した事例もThe Bridgeでは紹介してきた。

以前紹介した「日本のウェブデザインはなぜこんなにも世界と違うのか?」という翻訳記事も話題を呼んだが、日本のウェブデザインは欧米のデザインと比べると「とにかく情報量が多すぎて、ごちゃごちゃしている」という印象を与えることも多い。

それでは、良いUI・UXを実現するためにはどうすればいいのか。デザインシンキングの手法を学ぶことも大切だとは思うが、そのルールは案外シンプルなのかもしれない。たとえば、The Next Webの記事で紹介されていた「UI・UXデザインでやるべきこと、やってはいけないこと10選」はその点でヒントを与えてくれる。簡単に内容をまとめてみる。

  • 「ユーザーが迷わないようにする、求める情報を簡単かつすばやく得られるようにすること」。そのために「ナビゲーションの方法を簡単に分かりやすくすること」「デザインのせいでコンテンツが読みにくくならないこと」「ぱっと見たときに画面の内容が把握できるようにすること」ことが必要。また「異なるデバイス上でもUXがあまり変わらないようにすること」もユーザーが混乱しないようにするためには大切だ。
  • 「ユーザーが主体的に操作できること」。これも重要な視点。自動再生動画や自動スクロールなど、ユーザー側にとってみれば「イライラするもの」を良かれと思って使っていないだろうか。
  • 「いくつかの異なる要素を散りばめないこと」。これは案外難しそうだ。ユーザーの注目を引きつけるものがいくつもある場合、ユーザーが混乱し、不安を掻き立ててしまうことがあると指摘する。だからこそ焦点を絞ることが必要なのだが、そのために何を削ぎ落とすべきかを突き詰めることが必要だ。

ここにある基本の10ルールをまずは押さえれば、かなりUIが改善されそうだ。この記事の最後にもあるように、とにかく大事なのはユーザー視点にたって、客観的にデザインを見ること。高い技術力があっても、それを適切にユーザーに届けることができなければユーザー獲得につながらないことはもう十分に歴史が証明してきたはずなのだから。

via The Next Web

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