子どもの年齢で情報を厳選、忙しいママパパが隙間時間で子育て情報をまとめ読みできる「BabyNews」

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子育て情報に特化したニュースアプリ「BabyNews」

年々増加を見せる共働き世帯の数。仕事と子育てに追われる人たちにとって、「情報収集」は最小限に留めて効率的に行いたいもの。そんな思いに応えるために、パパやママによる子連れおでかけや子育てに関する情報収集を手助けするサービスの登場が相次いでいます。

そんなサービス群に新たに加わったのが、「BabyNews」という子育てニュースに特化したiOSアプリです。子育てや育児関連の情報は、雑誌やインターネットに散漫していますが、「子育て」と大きくくくったものがほとんど。BabyNewsでは、子どもの生年月日を入力することで、月齢に合った情報だけが表示されます。また、「ワーキングマザー」「パパ」など自分のカテゴリーを選ぶと、それに応じた情報が届く仕組み。

BabyNewsでは、Twitterやブログなどのソーシャルメディアをキーワードなどで分類して厳選し、子育て情報をアグリゲーション。Webサイトでは、RSSを公開しているところから適切な情報をピックアップ。対象サイトには、子育て情報メディア「MAMApicks」や、グローバル思考なママ&キッズのための情報サイト「Glolea!(グローリア)」などがあります。

最新の子育てコラムやニュースは、パパママの好きな時間にプッシュ通知を設定可能です。朝の通勤時間や、子どもが寝てしまった後など、自分の生活に最適な形で情報を取得することができます。特に気になった記事を「お気に入り保存」したり、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿することもできるそう。

このアプリを手掛けるのは、本媒体でも以前に取材をしたことがある椿奈緒子さん、そしてエンジニアとデザイナーの3名。所属企業はバラバラですが、サービスのビジョンに共感したことで、プライベートプロジェクトチームが結成されました。

椿さんと言えば、立ち上げから約2年が経つ働くママを応援するコミュニティ「パワーママ プロジェクト」の運営メンバーの一人。ご自身がワーママ(ワーキング・マザー)になったことで、周りに同じように仕事と子育てを両立する仲間が増えました。そんな中で、多くのワーママが子育てへの不安を感じていることがわかったと言います。

「子育ては、初めてのことの繰り返しです。皆さんの不安は、子育て情報や経験の不足から生じているのだと思います。Webには子育て情報が沢山ありますが、散乱しているためなかなか自ら拾いにいかない。そんな課題への解決策として、年齢別やカテゴリごとに情報収集できるBabyNewsを開発しました」(椿奈緒子さん)

ママコミュニティの声をもとに作ったアプリなため、現在は主要ターゲットをママに絞っていますが、言うまでもなく、子育てはパパとママの共同プロジェクト。特にスタートアップ業界には子育てをしているパパが多いと話す椿さん。スキマ時間を使って夫婦揃って子育て情報を共有することで、ちょっとした不安を解決し、より充実した子育て生活を送る強い味方になってくれそうです。

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